1日目 東京駅08:56発東北新幹線「はやて9号」で八戸駅12:03着、急いで12:16発「スーパー白鳥9号」に乗り継ぎ、青函トンネルを通って函館駅15:12着。青函トンネルは初めて通った。本州は雲っていたが、北海道は晴。車内販売のサンドイッチとコーヒーで昼食。青森駅で進行方向が変わる。タクシーに分乗して15分ほどで「ホテルグランティア函館五稜郭」に入る。私は511号室。多くの人は五稜郭公園へ出かけたが、私は客室で休憩。18:00に迎えの大型バスが2台来て函館山麓の和食レストラン「遊膳炙家 沙羅の月」へ。茹でカニ、ホッケ塩焼き、ホタテ釜飯、味噌汁、梅(?)シャーベットの夕食。品数は少ないが美味。ホテル14Fの大浴場は客室のカードキーで入る。温泉、五稜郭タワーがよく見える。本日の総歩数7,800歩。
2日目 晴。ホテルでビュッフェ形式の朝食。08:00出発。今日と明日は(有)大沼交通の観光バス。国道227号で中山トンネルを通って1時間30分で江差町へ。バスは江差追分会館の駐車場に駐車。1時間ほど自由散策。「横山家」、「姥神大神宮」、「開陽丸」を見る。開陽丸は榎本武揚が乗っていた幕府海軍の旗艦で、江差沖で台風のため座礁沈没したイギリス建造の軍艦。さらに国道229号を日本海沿いに北上し、桧山トンネルを通って1時間40分でせたな町のせたな港に着く。途中、予定にあった厚沢部町の白砂青松「砂坂海岸」はバスが砂浜まで入らないので通過、防風林に遮られて海も見えない。八雲町(旧 熊石町)では「奇岩 雲石」を見る。ここは「先住民族と松前藩抗争ゆかりの地」というが、よく理解できなかった。フェリーターミナル2Fのレストランで予約してあった「海鮮丼」の昼食。せたな港14:05発ハートランドフェリーの「アヴローラおくしり」で奥尻港15:40着。乗客は多くない。他に1団体あり。海上は穏やかだった。ハートランドフェリーのWEBページによれば、「アヴローラ」はロシア語でオーロラの意味を持ち、オーロラは「夜明けの女神」の名前だそうだ。一緒にフェリーに乗ってきたバスで島内を左回りに巡る。東岸にある港に近く奥尻島のシンボルになっている「鍋釣岩(ナベツルイワ)」、宮津地区の「宮津弁天宮」、島の北端稲穂地区の「賽の河原公園」、海岸にバスの通れる道がないので山の中を通って西岸の湯の浜地区の「湯の浜温泉ホテル緑館」に入る。私は307号室。客室はツインルームでバスなし。1Fの広い大浴場は温泉。ホテルのレストランで夕食。いろいろな海の幸が出た。旅行会社のパンフレットには「アワビの刺身やウニの島料理」と書いてある。疲れて早く寝た。本日の総歩数12,200歩。
3日目 快晴。ホテルでビュッフェ形式の朝食。イカそうめんもある。09:00出発。近くの「奥尻ワイナリー」で設備の見学と試飲。勿論、買う人もいた。西岸を南下して南端の青苗地区へ。ここは1993年7月12日の「北海道南西沖地震」で最も被害の大きかったところ。「徳洋記念緑地公園」でモニュメント「時空翔」と「奥尻島津波館」を見る。東岸を北上して赤石地区の「うにまる公園」へ。ウニを模った「うにまるモニュメント」と何かの「タイムカプセル」を見る。よく解らない。奥尻地区の奥尻港へ。予約してあった「海鮮(?)幕の内弁当」をフェリーターミナルの待合室で食べ始めたらフェリーに乗ることになって、乗ってから残りを食べた。奥尻港12:05発「アヴローラおくしり」でせたな港13:40着。今日も海上は穏やかだった。これから長万部町のアヤメを見にいく予定だったが、今年はまだまったく咲いていないという情報なので、直接「大沼国定公園」へ行くことになる。何処を通ったか憶えていないが山を越えて八雲へ、さらに国道5号で七飯町の大沼公園駅へ。バスを駅前に駐車してしばらく自由散策。大沼の島めぐりの遊歩道をすこし歩く。駒ケ岳がよく見える。長万部へ行かなかった代わりに函館ベイエリアに寄る。「金森赤レンガ倉庫」や「海鮮市場」を見て函館空港へ。搭乗待合室売店のサラダドッグと飲むヨーグルトで夕食。函館空港19:35発JL1170便で羽田空港21:05着。機材はB767−300、私の席は32G。京急リムジンで横浜へ出てJRで帰った。本日の総歩数14,900歩。