2004年10月の日記
(雲南省西北部)
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今月は20日から西遊旅行社の主催する「ヒマラヤの山里マナリとインドのチベット・ダラムサラ」に参加する予定でしたがツアーが不成立になったので、代わりに同社の主催する「梅里雪山の麓・シャングリラ 雲南北部・大自然の旅(8日間)」に参加することにしました。
10月30日(土)− 化学科クラス会
大学のクラス会が「ざくろ 室町店」で開かれました。20名(そのうち2名は物故)のうち11名が出席しました。席上、年を取ると感動が少なくなる、という話が出ました。
10月19日(火)〜 26日(火)− 中国雲南省西北部
梅里雪山カワクボ峰の写真 西遊旅行社の主催する「梅里雪山の麓・シャングリラ 雲南北部・大自然の旅」に参加して、雲南省迪慶チベット族自治州の中甸県(現在はシャングリラ県)と徳欽県を観光しました。参加者は男性8名、女性6名でした。連日の快晴に恵まれて予想ほど寒くなく、楽しく雪山の景観を満喫することができました(写真の背景は梅里雪山カワクボ峰)。別ページにスナップ写真を載せました。

第1日 羽田空港12:30発JL1309便で関西空港へ。ツアー全員が集まって関西空港16:30発MU426便で昆明空港へ直航、20:20着。到着時の気温は15度。昆明の高度は1800Mくらい。金龍飯店泊。

白水台のレストランの写真 第2日 昆明空港6:50発MU4489便で中甸空港7:35着。この空港は昆明空港内の表示には「香格里拉」とか「迪慶」とかいろいろ書かれている。到着時の気温は0度。すぐに2台のミニバスに分乗して「白水台」へ向かう。道はほぼ舗装されていて、所要時間は3時間、途中で哈巴雪山が見えた。地元のレストランで昼食の後、白水台を見学。石灰が沈着してできた棚田で、四川省の「黄龍」のミニ版のよう。納西族東巴教発祥の地だそうだ。帰りのバスの途中休憩中にちょっと足を怪我した。ホテル着17:00、環太大酒店泊。

白馬雪山峠の写真 第3日 中甸(香格里拉県中心鎮)8:00発、バスは1人2席。先ず「ナパ海(納[巾白]海)」を見学。夏は湖、冬は草原となる。観光客を草原まで運ぶ馬が沢山いる。次に道は金沙江の川岸まで下って奔子欄郷に、高度は1800M。ここのレストランで昼食、味は今回のツアーで最もわたしの口に合った。さらに金沙江を渡って瀾滄江との分水嶺の白馬雪山の山脈を登り、チベット仏教寺院「東竹林寺」を見学する。大型のバスは寺院の近くまで入れないとかで、少し坂道を歩いた。峠は高度4200M。白馬雪山は白茫雪山とも書かれる。さらに梅里雪山の展望台で夕方の山を眺めてから徳欽(徳欽県升平鎮)18:00着、彩虹大酒店泊。

徳欽の市場の写真 第4日 ホテルをバスで6:30に出発して展望台(昨日の展望台とは別、徳欽の街より北にある)に登り、梅里雪山に朝日が当たるのを眺めた。主峰カワクボ峰は高度6740M。展望台は元来チベット仏教徒が雪山を礼拝する場所。ホテルに戻って朝食の後、9:15再びバスで出発、チベット仏教寺院「飛来寺」へ。この寺院は1000年の歴史を持つという。近くのチベット族民家を訪問の後、展望台のレストランで昼食。店先に椅子を出して梅里雪山を堪能した。午後は徳欽の街へ戻って街の中を散策。彩虹大酒店泊。

明永氷河の馬たちの写真 第5日 今日は一日、梅里雪山の主峰カワクボ峰から流れ出ている明永氷河を見物する。ホテルをバスで8:30発、谷を下って瀾滄江を渡り明永村へ。ここで馬に乗り氷河に向かって約1時間太子廟まで谷を登る。ここから鉄の桟道を歩いて30分登り、氷河の展望台に着いた。高度は3000Mくらい。この氷河は北半球で最も低高度まで下っているものだそうだ。急斜面を下る氷河の荒々しい表面を見物。同じコースでホテルに戻った。彩虹大酒店泊。

孫林さんの焼き物作りの写真 第6日 徳欽をバスで8:00発、往路を中甸へ戻る。奔子欄で昼食、金沙江と頓曲河の合流点を観察、湯堆村の「民族工芸大師」孫林さん(チベット族)の焼き物作りを見学。チベット仏教寺院「松賛林寺(漢語名:帰化寺)」を見学。100段の石段の上の小ポタラ宮。ナパ海の辺のチベット族民家を訪問。竈の形が面白い。環太大酒店で夕食後、中甸空港22:20発MU4788便で昆明23:10着、金龍飯店泊。

第7日 午前は自由行動。午後は昆明市博物館と花鳥市場を見物。茶葉を買い込む(陳年プーアル茶、陳年プーアル沱茶、碧螺春、台湾の凍頂ウーロン茶)。金龍飯店泊。

第8日 昆明空港10:00発MU425便で関西空港15:30着、ここでツアーは解散。関西空港17:10発JL1312便で羽田空港18:15着。

10月10日(日)− 山本のぞみ・吉田弘和演奏会
[演奏会パンフレットの表紙] メゾソプラノの山本のぞみさんとリュートの吉田弘和さんの演奏会が横浜市二俣川の「サンハート音楽ホール」で開かれたので聴きにいきました。前半は「シェイクスピアの時代の音楽より」、後半は「ダウランドのリュート・ソング」でした。 プログラム
10月2日(土)− 中国技能研修生訪問
中国技能研修生の写真 研修生たちが作ったご馳走の写真 わたしが2002年4月から中国重慶市で日本語を教えた研修生が3名、岐阜県南濃町の企業で研修を受けているので会いに行きました。近くの企業で研修を受けている同期の4名も集まって楽しいひと時を過ごしました。
以上
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