3月10日(木)〜 15日(水)− 雲貴高原絶景街道
貴州省黄果樹瀑布 ワールド航空サービス社の募集型企画旅行「羽田発 雲貴高原・絶景街道の旅」に家族で参加してバスで雲南省昆明から貴州省貴陽まで走り、中国南部カルスト地帯の景観を垣間見ました。添乗員は世良亜沙美さん、参加者は24名、そのうち男性は8名でした。

1日目 東京羽田空港13:30発MU538便で上海虹橋空港16:10着。日本との時差−1時間。機材はA330、座席は16HJ、機内食1回(昼食)、少し空席がある。快晴、気温15度。古い第1ターミナルに着いて入国手続き後、託送手荷物を受取る。乗り継ぎ時間が短いので、航空会社が手配したバスで20分、新しい第2ターミナルへ移動する。18:00発MU5810便で昆明空港(実時間)21:40着。機材はA737−300、座席は21BC,機内食1回(夕食)、満席。気温15度。貴陽から来た通線ガイドの陳秀芬さん(女性)と現地ガイドの周さん(男性)の出迎えを受けて、バスで「金龍飯店」へ。客室は609号室。現地ガイドの用意した中国元は日本円3000円で220元。

2日目 6:30からビュッフェ形式の朝食。7:30出発。バスで雲南省昆明市石林イ族自治県にある「石林風景区」へ。晴、9:00〜10:30、周さんの案内で観光。中国人観光客が多い。以前はこの辺の少数民族はサニ族と言われていたが、今はイ族と呼んでいる。サニ族はイ族の1支族ということになっているらしい。我々を運んだバスはここまでで、貴州省から来たバスに乗り換える。バスで雲南省曲靖市羅平県へ。12:45〜13:45、県城にある「多依河賓館」のレストランで昼食。14:00〜15:00、満開の菜の花畑の中に丘がボコボコ出ている「金鶏峰」と言う場所を散策する。曇、蜂蜜売りがたくさん並んでいる。蜂蜜と花粉を買う。さらにバスで「九龍瀑布群風景区」へ。小雨、15:20〜16:30、観光。川に沿って少し歩いてからケーブルカーで山の中腹まで登り、小滝の連なる景色をみる。18:30、貴州省黔西南プイ族ミャオ族自治州興義市にある「金州翠湖賓館」に到着。雨。このホテルは2009年の開業で日本人団体客を受け入れるのはこの一連のツアーが最初だそうだ。ロビーで総経理の歓迎挨拶を受ける。客室は1701号室。19:15からホテルのレストランで夕食。日本の東北関東大震災のニュースを知る。 石林、イ族の踊り 羅平金鶏峰、菜の花畑 羅平九龍瀑布群、プイ族の五彩米

3日目 ビュッフェ形式の朝食、品数が多い。9:00出発。曇り。9:15〜11.00、興義市郊外の「馬嶺河峡谷風景区」の観光。川岸の斜面を150m下って峡谷へ。左右の滝を見ながら川沿いに1km(?)ほど歩いてから75mのエレベーターで地上(?)へ戻る。近くの「峡谷山荘」で12:30まで昼食。気温15度。同じく興義市郊外の「万峰林風景区」へ移動して、13:00から観光。広西チワン族自治区桂林のような丸い山が続いている。電気カートに分乗して山の中腹を回る。15:20まで風景区内のプイ族の下五屯街道納灰村にある民宿「喜相聚農家園」で休憩。16:00、ホテルに帰着。バスで近くのスーパーマーケットへ行って見物、帰りは15分くらい歩い戻る。18:30〜20:00、「黔山酒店」のレストランで夕食。 興義市馬嶺河峡谷 興義市万峰林、下五屯納灰村 興義市万峰林、小学生の土産売り

4日目 8:00出発。曇(濃霧)。最近建設された「関興公路」を貴州省安順市鎮寧プイ族ミャオ族自治県にある「黄果樹風景区」へ向かう。途中11:00頃、「北盤江大橋」を歩いて渡る。12:30、黄果樹風景区に到着、入域手続きをする。パスポートが必要。「黄果樹賓館」で昼食。13:30〜15:30、黄果樹瀑布の観光。快晴。瀑布の裏側の「水簾洞」を通る。「貴黄公路」を通って安順市西秀区にある「竜宮風景区」へ。16:00〜18:00、竜宮の観光。川をすこし歩いて遡り、川が鍾乳洞の中で滝になっているところでエレベーターに乗って滝の落ち口へ。上は小さい湖(天池)で、小舟に分乗して更に上流の鍾乳洞(虎穴?)に入る。戻って再び貴黄公路を貴州省貴陽市へ向かう。「麗豪大飯店」20:15到着。客室は1007号室。ホテルのレストランで夕食。貴州省だったか貴陽市だったかの旅游局の部長さん(?)、ホテルのマネージャー、現地旅行社の総経理の歓迎挨拶を受ける。 貴黄公路北盤江大橋 安順市黄果樹瀑布、水簾洞の入口 安順市竜宮、鍾乳洞の入口

5日目 ビュッフェ形式の朝食後、付近を散策。狗肉店もある。10:00出発、貴陽市花渓区青岩鎮にある「青岩古鎮」に向かう。曇。11:00〜15:00、青岩古鎮の観光。明代に造られた城壁の街で、漢族が屯田したが現在ではプイ族と同化しているそうだ。南の「定広門」から入り、南街を上りながら「趙理倫百歳坊」、「基督教堂」、「慈雲寺」、「万壽宮(道教寺院)」、北街を下りながら「状元府」、「龍泉寺」などを見る。珍しい食品がいろいろ売られている。「翰林苑」で昼食、珍しいが辛い料理が多い。北の「北城門」から出て、バスで貴陽空港16:00着。出発まで時間があったので、出発待合ロビーの喫茶店でコーヒーを飲む。17:40発MU5432便は遅れて18:25発、上海虹橋空港(実時間)21:00頃着。機材はA320、座席は15BC。機内食1回(夕食)。第2ターミナルに着く。上海は寒波が来ていて気温7度。バスで「虹橋賓館」22:00頃着。すぐにホテルのレストランでまた夕食。客室は6009号室。 貴陽市、ホテル近くの狗肉店 青岩古鎮、基督教堂 青岩古鎮、葬式のふるまい

6日目 6:45出発。曇。上海虹橋空港第1ターミナルへ。第1ターミナルは小さくて売店が少ない。8:55発MU537便で東京羽田空港(実時間)12:10着。機材はA330、座席は34FG、空席が多い。機内食1回(昼食)、うなぎ飯。羽田の気温11度。大震災の影響で交通機関が乱れている。バスで大船駅まで帰る。