6月29日(月)− ラテン語ミサ
カトリック雪ノ下教会のグレゴリオ聖歌研究会が、カトリック茅ヶ崎教会保久要神父の司式で「聖ペトロ・パウロ使徒」のミサを挙げました。
6月20日(土)〜 27日(土)− スリランカ
スリランカ全図 「いい旅」社の募集型企画旅行「スリランカの旅」に家族で参加して、主にスリランカ中央部の「文化三角地帯」の仏教遺跡を見学しました。参加者は8名、うち男性は2名、添乗員は出岡朋恵さんでした。現地旅行社は「United Holidays」、日本語ガイドはサナット(Sanath S. Dissanayake)さんでした。季節は雨季に入るところで、暑さは多少和らいでいました。最後の日だけときどきスコールに遇いましたが、バスの中でした。高速道路はありませんが、幹線道路は整備されています。道路沿いにところどころ満開のプルメリアが見られました。スリランカは果物が豊富だそうですが、特にこの季節は多いそうで、(バナナやマンゴーの品種も数えて)26種を試食しました。食事は日記に明記したもの以外はすべてビュッフェ形式でした。フルーツジュース、スープ、野菜サラダ(キャベツとニンジンが堅い)、白米(もちろんインディカ米)と赤米、各種(肉、魚、野菜)のカレー(もちろん辛い)、デザート(果物とケーキ)など。ホテルの食事ではケーキの種類が豊富でした。スリランカは上座部仏教の国です。仏教施設に入るときには帽子と靴を脱がなければなりません。灼熱の太陽で焼けた石の上を裸足で歩くのは現地の人も熱そうでした。写真撮影は自由でしたが、仏像に背を向けた人物を撮ることは禁止されていました(NO PHOTOGRAPHS WITH BACK TOWARDS THE STATUE)。仏教遺跡には常に仏殿と菩提樹と仏塔が揃っているそうです。菩提樹信仰というのは初めて知りました。初日のホテルで両替をしてみました。1,000日本円が1,140スリランカルピーになりました。ホテルの支払いではその日のレートで換算されていたようですが、市中の商店では簡単に 1米ドル=100日本円=100スリランカルピー でした。ただしスーパーマーケットでは外貨は使えませんでした。2007年11月のイスラエルのスーパーマーケットでは、レジの機械が外貨の換算をしていました。これはすごいですね。

1日目 成田空港13:20発スリランカ航空UL455便でコロンボ空港18:50着。日本との時差−3時間30分。実際は1時間ほど後れて出発した。機材はA340、エコノミーの配列は2−4−2、ほぼ満席。機内食は2回。飛行経路は台湾(高雄)、ベトナム(ダナン)、タイ(バンコクの北)。コロンボ空港は「バンダーラナーヤカ国際空港」と言うらしい。所在地もネゴンボ(NEGOMBO)か。バスでエアポートガーデンホテル(Airport Garden Hotel)に移動、508号室に泊まる。NHKの国際テレビが入る。ただし英語のみ。

2日目 朝起きたら海が見えた。ネゴンボはスリランカ西岸にある港町だそうだ。ホテルの朝食は新鮮な果物が豊富だ。パイナップル、スイカ、パパイヤ、バナナなど。08:00出発、北へアヌラーダプラ(ANURADHAPURA)に向かう。道端にバスを止めてランブータンを試食する。トイレ休憩を1回とって5時間ほどでアヌラーダプラに到着。市内のレストランで昼食、途中で買ったマンゴーを試食。後、市内の仏教遺跡を見学する。アヌラーダプラは紀元前から10世紀頃まで王朝のあったところ。「聖地アヌラーダプラ」は1982年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。観光後、南へ2時間ほどで今日からの宿泊地シギリヤ(SIGIRIYA)に着く。林の中にコテージが点在するシギリヤビレッジ(Sigiriya Villege)233号室に泊まる。コテージは1棟2室でバスタブ付き。今日の夕食はホテルでセットメニュー。 アヌラーダプラの昼食 イスルムニヤ精舎の涅槃仏 ルワンウェリサーヤ大塔

3日目 ホテルの食事は毎日同じテーブルに着く。09:00出発、東へポロンナルワ(POLONNARUWA)へ向かう。途中で野生の象が道路に出て来た。シュガーバナナとアップルバナナを試食。1時間半ほどで到着。人造湖の近くの博物館と仏典の図書館だったという遺跡を見学してから、市内のレストランで昼食。また途中で買ったマンゴーを試食。午後は市内の仏教遺跡を見学する。ポロンナルワは11世紀から14世紀まで王朝のあったところ。「古代都市ポロンナルワ」は1982年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。シギリヤへの帰途、野生のクジャクに遇った。 シギリヤビレッジ客室 ガルヴィハーラ ティワンカ仏殿

4日目 朝食を摂らずにホテル6:50出発。ホテルからも見えている岩山「シギリヤロック」に向かう。岩の階段や鉄の階段を登って頂上に出る。途中で「シギリヤレディ」と呼ばれる壁画が見られる。頂上には宮殿の跡がある。477年から495年までの短い期間使われたそうだ。朝早いので観光客が少ない。欧米人らしい観光客に少し会った。「古代都市シギリヤ」は1982年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。3時間ほどでホテルに戻って朝食。13:00再び出発して近くのレストラン(Sigiriya Rest House)でセットメニューの昼食。40分ほどでダンブラ(DANBULLA)の街に到着。金ぴかの大仏様と後ろの山の上の「ダンブラ石窟寺院」を見学する。「ダンブラの黄金寺院」は1991年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。山から下りる途中で手に提げていたポリ袋を野生のサルに取られた。中は裸足で歩くときの靴下。山を降りてから地元の野菜卸売り市場を見学する。珍しい野菜や果物とトラックがあふれていた。場外の小売の八百屋さんも見物した。シギリヤに戻る。 sシギリヤロック シギリヤレディ ダンブラ石窟寺院

5日目 ホテルを引き払って8:00出発、南へキャンディ(KANDY)に向かう。途中、民家でココヤシの利用の実演を見る。実から採るジュースとココナッツ、殻で作る道具類、実の繊維で作るロープ、葉を編んで作る屋根など。マータレー(Matale)でスパイスガーデンの見学と買物(アーユルヴェーダに基づく医薬品や化粧品)をする。どこかでマンゴスチンを試食した。4時間ほどでキャンディに到着。キャンディの標高は500メートルくらい。丘の上の中華レストランで昼食。食後、階下のショップで民族衣装を試着したりして遊ぶ。午後は市内観光。先ずマーケット(Central Market)。果物店で試食、初めてのサバサ、ジャックフルーツ、パッションフルーツなどなど。米穀店でレンズマメ(500グラム110ルピー)とチックビーン(日本名不明、500グラム88ルピー)を買う。酒店で「キトゥルジャグリー」を小瓶に分けてもらう(180ミリリットル150ルピー)。キトゥル椰子の花蜜(正確には花序液)で、日本でも「キトゥルハニー」とか「キトルシロップ」などの名でネット販売されている。じつは持ち帰って3日目に瓶が破裂した。次は「仏歯寺」。堂内で多くの人々がご開帳の時刻を待っていた。「聖地キャンディ」は1988年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。次は「キャンディアンダンス」のショー。終わって暗くなってからバスで細い山道を今日のホテルに向かう。アマヤヒルズ(Amaya Hills)06号室に泊まる。ホテルのレストランで夕食。アラブの客が多いせいか「Halal」と表示した料理が多い。 キャンディの街 マーケットの果物店 永平寺から贈られた仏像(仏歯寺)

6日目 出発前、ホテルのレストランに結婚式の花嫁が現れた。写真撮影らしい。8:30出発。「ペラデニヤ(Peradeniya)植物園」へ。現地の植物だけでなく各地の熱帯性植物が見られる。現地の新婚旅行客を複数組見かけた。また道端でドリアンの試食。南へ向かってジグザグに高度を上げ、滝の見えるレストランでセットメニューの昼食。さらに茶畑の中を高度を上げてマクウッド(MACKWOODS)の紅茶工場へ。紅茶の製造工程を見学してからブロークン・オレンジ・ペコ(BOP)を試飲、私たち二人は40ルピーのチョコレートケーキも。売店で紅茶を買う、驚くほど安い。各種リーフティーが200グラム150ルピー。さらに峠を越えてヌワラエリヤ(NUWARA ELIYA)の街に入る。街の標高は1800メートルで涼しい。16:00イギリス統治時代のグランドホテル(Grand Hotel)にチェックイン、359号室。客室内に電熱の暖炉がある。まだ夕食には早いのでガイドさんの案内で街の散歩に出る。イギリス統治時代にできた競馬場、郵便局、また果物店で試食、スーパーマーケットへ。コーヒー粉(Island Plain Coffee, 200グラム215ルピー)、蜂蜜(Malithi Bee Honey, 325ミリリットル292.5ルピー)などを買う。コーヒーは非常に細かく挽いてある。どうやって淹れるのだろう。スコールが降ってきたので三輪タクシーでホテルへ戻った。1台3人乗り。ホテルのレストランの夕食にはドレスコードがあって「スマートカジュアル」だった。それでもビュッフェ形式。 アマヤヒルズ ペラデニア植物園の新婚さん ドリアン売り

7日目 8:30出発。霧、ときにスコール。昨日来た道をキャンディまで下る。女性たちが茶摘をしている。村の店でキトゥルの黒糖を買う(500グラム230ルピー)。途中でまたマンゴスチンの試食、王様バナナ(?)も一切れ。レストランで昼食。ジンジャービールを試飲する。アルコールなし、少し甘い。売店でスリランカカリプソのCDを買う(500ルピー)。キャンディから南西へ空港のあるネゴンボに向かう。途中でカシューナッツの店に寄る。生のカシューナッツを1キログラム買う(1000ルピー)。塩味に炒ったものの値段は5割増し。16:00過ぎ初日に泊まったホテルに到着、506号室で休憩。夕食後20:15出発。コロンボ空港23:40発UL454便で成田に向かう。ほぼ満席。座席は11D,E、前後のピッチが長いような。足がまっすぐに伸ばせた。機内食は1.5回あったが、夕食をとったばかりだったので最初のはパスした。 グランドホテル レストランの昼食 カシューナッツの店

8日目 成田空港11:50着。少し後れた。