1日目 朝早く起きて羽田空港7:40発JL1145便で釧路空港9:20着。機材はA300−600R、乗客は半分ほど。旅行社の添乗員越本さんは釧路空港から同行。観光バスは紋別市の「北紋バス(株)」。天気は晴れ。まずJR釧網本線の塘路(とうろ)駅へ。ツルらしき鳥が飛んでいるのが見えた。12:07発の「くしろ湿原ノロッコ号」に乗って釧路湿原の縁を45分ほどで釧路駅へ戻る。釧路市内のそば処「竹老園」で「茶そば」と「そば寿司」の昼食。そば寿司はそばの海苔巻きだが、甘酢で調味されているので私にはちょっと。食後、海産物の「和商市場」へ行って買物、わたしは道中用の和菓子を買う。バスは屈斜路湖の東側を北上し、小清水峠を越えて釧路支庁管内から網走支庁管内に入り、大空町の「東藻琴芝桜公園」へ。10万平方メートルの山の斜面にシバザクラが植えられている。陽が傾いていたので半分は日陰になっていた。遊覧車に乗って最高点まで上がる。とても綺麗だ。1時間ほど遊んでからさらに北上して斜里町へ。暗くなってから夕食は「海鮮炭火焼」。貝や魚を自分で焼いて食べる。ちょっと面倒くさい。JR知床斜里駅前の「ホテルグランティア知床斜里駅前」泊。ルートインのチェインらしい。ツインルームのシングルユース。客室はゆったりしている。インターネット接続用LANケーブルあり(無料)。貸し出しのパソコンもあるらしい(1泊1000円)。小さい大浴場は天然温泉だそうだが今日はパス。
2日目 ホテル7:30出発。曇。知床半島の北側を「オシンコシンの滝」を見て、知床五湖へ。五湖入口の駐車場には数台の観光バスが来ていた。木道の遊歩道を歩いて「一湖」と「二湖」を巡る。知床連山が間近に見える。二湖にはミズバショウの花が少し残っていた。同じ道を戻って「ウトロ港」へ。知床観光船「おーろら2号」に乗る。この船は冬には網走港で流氷観光に使われるそうだ。バスガイドさんは、流氷観光には紋別港の「ガリンコ号」の方が好いと宣伝していた。今日の乗客は数十人だけ。往復1時間半のクルーズで知床半島の北側を見る。半島の先端までは行かないで、硫黄山の麓「カムイワッカの滝」の沖で引き返した。クルーズ中は晴れていた。昼食は網走市内の寿し処「寿し安」で「オホーツク寿し」。オホーツク海の魚介類が種と言う意味か。更にサロマ湖のほとりを通って「上湧別チューリップ公園」へ。最盛期には少し晩かったか。遊覧車で一回りする。外の売店が多い。「紋別プリンスホテル」泊。シングルルームで広いとは言えない。客室に「インターネット」と書いた同軸ケーブル接続端子があるが、どのように使うのだろう。温泉大浴場は広い。夕食はホテル内で「海鮮御膳」の会食。カニが出た。
3日目 ホテル8:00出発。今日は小雨。内陸へ向かい「滝上(たきのうえ)公園」へ。ここも10万平方メートルの斜面にシバザクラの群落。映画「裸の大将」のロケ地だったそうだ。次に同じ滝上町の「陽殖園」へ。町のパンフレットには「約8万平方メートルの敷地に約800種類の季節の花々が春・夏・秋それぞれに咲き誇り」と書かれている。最近有名になったそうだ。時間がないので見学は30分だけ。上川支庁管内に入って旭川へ。先ず「あさひかわラーメン村」で700円のラーメン券を貰って各自昼食。ラーメン村は8軒のラーメン店が4軒づつ背中合わせに並んでいる。2軒には外に行列が出来ていたが、並んで待つ時間がなかったので空いている店に入った。それから「旭山動物園」東門へ。観光バスは東門に着く。東門は動物園の一番高いところにある。10人が降りる。残りは「美瑛・新緑と春の丘めぐり」へ。動物園の中を2時間ほどブラブラする。「オオカミの森」は去年、「エゾシカの森」は今年オープンしたそうだ。本降りの雨が降り出した。お土産を買う為、市内の洋菓子店「ロテル・ド・北倶楽部」へ。ここも最近有名になったそうだ。道央自動車道を空知支庁管内を通って石狩支庁管内の札幌へ。夕食は注文してあった「動物園弁当(ZooBen)」の「グルメBox」をバス車内で食べた。新千歳空港に予定より早く着いたので空港内で1時間ほど休憩の後、20:35発JL542便で羽田空港22:05着。機材はB767−300。少し空席があった。