1月28日(月)〜 29日(火)− 箱根姥子
大涌谷の富士山 温泉に入るため家族で箱根の姥子へ行きました。往きは登山電車、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで、大涌谷へ行きました。相変わらず、聞こえるのはほとんど韓国語、ときどき中国語が聞こえます。天気は曇っていましたが、富士山はよく見えました。「ホテルグリーンプラザ箱根」に泊まって、翌日は小雨の中を姥子からバスで小田原へ出ました。
1月14日(月)− 秘境サークル新年会
今は殆ど歩かなくなった山歩きの仲間「秘境サークル」の新年会が三鷹市のメンバーの家で開かれたので家族で参加しました。北海道からの参加者や、家庭の事情で10年以上も姿を現さなかったメンバーの参加もあり、11名が集まりました。
2007年12月28日(金)〜 2008年1月6日(日)− メコン川クルーズ
コンポンチュナンのトンレサップ川 ワールド航空サービス社の募集型企画旅行「大メコン河とカンボジア奥地の旅」に家族で参加して、メコン川をカンボジア西部からベトナムのメコンデルタまでクルーズしました。クルーズ船は THE IRRAWADDY FLOTTILA COMPANY が運航する「トンレパンダウ(TONLE PANDAW)号」、全長55メートル、乗客定員約60名です。今回はワールド航空サービス社のチャーターで、参加者は五十数名でした。参加者は2グループに分かれていて、1グループは1日早く出発してシェムリアップへ行きアンコールワットを見ました。

1日目 われわれのグループは7名でした。成田空港08:10発CZ766便で広州空港14:15着、日本との時差−1時間、機材はB767−300、乗客は座席の半分くらい。広州空港17:55発CZ323便に乗り継いでプノンペン空港19:25着、日本との時差−2時間、機材はA320、満席。広州空港発は2時間の遅れで、空港で航空会社から弁当が出た。プノンペンの中国語表記は「金辺」。サンウェイホテルプノンペン泊。

プレックダムの渡し舟 2日目 午前中は自由行動。わたしはホテルで休憩、ほかの人は添乗員の案内で近くを散策した。昼食は市内のレストランで。中国料理に似ている。バスでトンレサップ川の右岸を遡ってプレックダムへ。ここはトンレサップ川を渡るフェリーの船着場らしい。15:00頃渡し舟で、川の中央に泊まっているトンレパンダウ号に乗船した。シェムリアップからのグループは左岸に接岸した船に18:30頃やっと乗船した。接岸といっても、船が土の岸に直接近づき、板を渡して乗降する。全員が乗船するとすぐに上流へ向かって出航し、コンポンチュナンに停泊した。

コンポンチュナンのフランス植民地時代の街並み 3日目 コンポンチュナンで、10人乗りくらいの小型ボートに分乗して水上家屋を見たり、街に上陸してフランス植民地時代のコロニアルな街並みを見たりした。午後、船はトンレサップ川を下り、プノンペンでメコン川の本流に入って上流へ向かい、中洲にある村チャンユに接岸した。村の中を散策して、学校や寺院や高床の下の絹織りを見た。船はさらに上流へ向かった。

コンポンチャムの孤児院の子供たち 4日目 船はコンポンチャムの少し上流に接岸し、歩いてワットハンチャイへ登った。今は渇水期なので川の水位が増水期より9メートルも低く、川岸をよじ登らなければならない。ワットハンチャイは現在は仏教寺院で僧院もあるが、前アンコール時代(7c)のヒンヅー教遺跡がある。昼食の間に船はコンポンチャムの港へ向かった。午後はバスでコンポンチャムの街を回った。アンコール時代(12c)の仏教遺跡ワットノコールと伝説の丘プノンブロスを見てから、クルーズ船を運航している会社が援助している孤児院を訪問した。船は夕刻下流へ向かって出航し、深夜プノンペンに停泊した。夜は船でビンゴゲームをしたり、年越しそばを食べたりした。ビンゴゲームでは最初にビンゴになり、パンダウ号のポロシャツを貰った。真夜中にはプノンペンの街に花火が上がった。

カンボジア民族舞踊 5日目 船は終日プノンペン港に停泊した。朝、姉妹船「メコンパンダウ (MEKONG PANDAW) 号が私たちの船に接舷した。私たちとは逆コースを回っているそうだ。船客は欧米人31名とのこと。午前中はバスで王宮と国立博物館を回った。国立博物館にはアンコールワットなどの出土品が展示されている。午後はバスでセントラルマーケットへ行って買い物をしてから、シクロで港へ戻った。郊外のトゥールスレン強制収容所やキリングフィールドの見学に出かけたグループもあった。夜はサンデッキでカンボジア民族舞踊(アプサラダンス)を見た。プロの踊りと研修中の子供たちの踊りがあった。

トンレパンダウ号を離れるメコンパンダウ号 6日目 船は早朝ベトナム国境へ向かって南下を始めた。風が強くて肌寒い。強風のため船が接岸できず、予定されていた沿岸の村の散策は中止された。国境で停船して出入国手続きをした。といっても、乗客はあらかじめ手続書類にサインをしておき、船のスタッフが上陸して手続きを済ませた。午後は船内見学があり、厨房、機関室、操舵室などを見て回った。夕刻、サンデッキでサンセットカクテルパーティーが催された。船は夜メコンデルタの入り口タンチャウに停泊した。

生春巻作りの実習 7日目 午前中は中型ボートに乗って1時間、メコンデルタの中心地チャウドックへ行った。シクロに乗ってチャウドックの街をを一周し、チャウドック市場を見た。ドリアンやジャックフルーツが目に付いた。それから小型ボートに分乗してチャム族の集落へ行った。今はイスラム教徒になっている。船は昼、さらに南へ向かって出航した。午後は船で生春巻作りの実習をしたり、フルーツカービングやベトナムコーヒーの実演を見た。夜はサンデッキでベトナム民族音楽の演奏を聞いた。今日も涼しかったが夜は暖かくなった。

ホーチミンの夜の街角 8日目 船は早朝カイベに停泊した。小型ボートに乗って、カイベの水上マーケット、ライスペーパーを作っている家、カイベ教会(カトリック)、メコンデルタの古民家などを見た。午後トンレパンダウ号を降りて、バスでホーチミン市に移動した。ホーチミンの中国語表記は「胡志明」。夜、ホテルの近くを散策して買い物をした。5万ドン紙幣は昨年新札に切り替ったそうで、持って行った古い紙幣は使えなかった。ルネッサンスホテル泊。

9日目 ホーチミン空港08:55発CZ386便で広州空港12:35着、日本との時差−1時間、機材はB737−700/800、満席。花園酒店にチェックイン。夜は市内のレストランで広東料理の夕食、珍しい料理が出た。

10日目 例によって早起きして、広州空港08:15発CZ385便で成田空港13:20着、機材はB777、満席。