第1日(1/10)朝の雨が上がったので、みなとみらい線「日本大通り」駅から歩いて横浜港大桟橋国際客船ターミナルへ。9:30から乗船受付、数社の受付カウンターがあった。出国手続きの後すぐに乗船。フィリピン人女性の客室係りに迎えられて船室へ。6デッキの627号、「Fステートルーム」(角窓)。宅配便で送った荷物は船室に届いていた。10:30からターミナル3階で出航セレモニーがあり、船の7デッキから見る。昼食は11:30から、5デッキのダイニングルームの和食セットか8デッキのリド・カフェの洋食ビュッフェ。12:00にリド・カフェへ行く。5デッキのレセプションで清算用のクレジット・カードを登録、同時に船上Eメールの登録をする。東京湾を出るころから西風が強くなり、波しぶきが立つ。船は細かい振動はあるが、あまり揺れない。夕食はダイニングルームで洋食のフルコース(セット)、メインは子牛肉のステーキ。2回制で、1回目は19:15、2回目は19:15。私たちは1回目。
第2日(1/11)朝食は7:00から、5デッキのダイニングルームの和食セットか8デッキのリド・カフェの洋食ブュッフェ。8:00にリド・カフェへ行く。9:00神戸港のオリエンタル・ホテル下に接岸。中突堤がリニューアルされたそうだ。10:30から出航セレモニー、11:00出航。横浜からの乗客は300人、神戸からは100人、船のスタッフは275人だそうだ。昼食はまたリド・カフェの洋食ビュッフェ、ビュッフェでも料理は日替わり。デザートが豊富。船の専用パソコンでEメールを打つ。サーバーが故障中で、直り次第送信するとのこと。夕食はダイニングルームで和食コース(セット)。21:00から6デッキのグランド・ホールの「スタッフ紹介&鏡開き」に出席。その時の話では、今回のクルーズ乗客397人のうち、はじめて飛鳥に乗った人は37人、クルーズ中に誕生日を迎える人は約40人だそうだ。
第3日(1/12)早朝、九州の南端佐多岬を通過。今日は終日航海。10:15から緊急避難訓練。はじめてセルフサービス・ランドリーを利用する。13:15から「オプショナルツアー説明会」に出席。16:30から「キャプテン・ウェルカム・パーティー」。低気圧の影響でこのころから船の横揺れが激しくなる。今日のドレスコードは「フォーマル」、夕食は正餐。夕食時から私はダウン。
第4日(1/13)船内時計は日本との時差マイナス1時間、今日も終日航海。10:00から「中国と香港の最新事情(関乃平、夏宇継)」を聞く。船の揺れはだんだん収まる。16:30から「初めて飛鳥に乗船したお客様との懇親会」に参加、初めて乗った人は37人。夕食は中華コース(セット)。夜は「つのだ・ひろコンサート」を見る。
第5日(1/14)昨夜、台湾海峡を通過。今日から日本のBSテレビが見えない。CSテレビは受信装置が故障しているそうだ。朝食に和食を試みる。携帯電話は中国移動が繋がったので、メールを試みる。16:15からリドデッキ(8デッキ)で「セイル・イン パーティー」。17:00前に香港オーシャン・ターミナルに接岸。横浜・神戸では5デッキにタラップが着けられたが、香港では6デッキになった。夕食は和食。食後下船。スター・フェリーで香港島を往復。その後ターミナルの近くを歩いて、21:00船に戻る。気温は最高24度とのこと。22:00から8デッキで香港島の夜景を見ながら夜食。客室でNHKのCS放送が見られるようになる。
第6日(1/15)10:00下船、地下鉄で旺角まで行き、歩いて街を見物する。佐敦道のレストラン「福臨」で飲茶の昼食(2人で140香港ドル)。広東道をまた歩いて14:00帰船。なにか修理中とのことでタラップが外されていて乗船できない。ターミナルでお茶を飲んでから乗船。初めて10デッキのグランド・スパに入る。銭湯のようなもの。夕食は和食。食後、グランド・ホールでローカルショウ「ドラゴンダンス&ライオンダンス」を見る。23:00出航。
第7日(1/16)船内時計は日本との時差マイナス2時間。終日航海。今日は海南島の北側を通ってトンキン湾へ出る。海上は濃霧。10:00から寄港地紹介「ベトナム」。昼食はリドデッキで「うなぎの蒲焼」、二胡のウェイウェイさんと同席になる。14:00から講演「シン・チャオ ベトナム〜不思議の国へようこそ〜(迫田陽子)」を聞く。16:00から「世界遺産アンコールワット2泊3日の旅 説明会」に出席。今日のドレスコードは「インフォーマル」。夕食は洋食(チョイス)、メインは伊勢海老のハーフカット。19:00から「渡辺雄一コンサート(ピアノ)」を、20:00から「ウェイウェイ・ウー(巫謝慧)ラウンジコンサート(二胡)」を聞く。
第8日(1/17)5:50ベトナムのハロン湾に投錨。小雨。乗客の多くは観光船でハロン湾観光に出る。私はビスタ・ラウンジでお茶。12:50抜錨、「海の桂林」を見ながら湾外にでる。14:00から講演「伝統衣装・アオザイ〜美しさに隠された秘密〜(迫田陽子)」を聞く。夕食は和食。夜、風が出て船が揺れる。
第9日(1/18)8:00ダナン港に接岸。昨夜の雨が上がって暑くなる。9:00からオプショナルツアー「世界遺産の古都ホイアンとダナン1日観光」に参加。ダナンの「チャム博物館」、ホイアンの「ホイアン歴史博物館」「福建会館」「日本橋」「フーンフンの家」を見て、15:00帰船。現地の日本語ガイドはフエの人。夕食は和食。21:00出航。埠頭で歓送の踊りなど。
第10日(1/19)終日航海。9:00から「エンジンルーム見学」、45度の暑さ。10:00から講演「結婚するなら日本人〜ベトナム人のニッポン観〜(迫田陽子)」を聞く。14:00から「ウェイウェイ・ウー(巫謝慧)コンサート(二胡)」を聞く。夕食はリドデッキ(8デッキ)で「アジアン デッキディナー」。飛鳥プロダクション・キャスト、ウェイウェイ・ウー、つのだ・ひろのアトラクションがある。
第11日(1/20)9:00サイゴン川のパイロット乗船。川を100KM遡る。水深が浅いためフィン・スタビライザーを格納、蛇行して航行するので船は多少横揺れする。昼食は「とろろご飯」。14:00サイゴン港に接岸。14:30のシャトルバスで「ミス・アオザイ」(土産物屋)へ。1時間後シャトルバスでコンチネンタル・ホテルへ。タクシーで「ペンタン市場」へ。コーヒーなどを買う。再びタクシーでコンチネンタル・ホテルへ。シャトルバスで17:00帰船。30度を超えて暑い。夕食は和食。18:45からホーチミン ローカルショウ「サイゴンの花〜アオザイファッションショウと伝統音楽の夕べ〜」を見る。
第12日(1/21)9:30のシャトルバスで市中心のコンチネンタル・ホテルへ。ドン・コイ通りを歩いてサイゴン大教会、中央郵便局などを見る。10:55のシャトルバスで帰船。午後からオプショナルツアー「世界遺産アンコール・ワット2泊3日の旅(ホーチミン発)」に参加。14:00船を出発。ホーチミン空港16:30発VN829便でカンボジアのシェムリアップ空港17:30着、機材はA320、ほぼ満席。ソフィテル・ロイヤル・アンコール泊。夕食はビュッフェ。バスローブのほかに寝巻きもある。
第13日(1/22)8:30出発。バスで1時間強の「バンテア・イスレイ(女性の砦)」へ。10世紀のヒンヅー教寺院。「東洋のモナリザ」といわれる女神像が有名だそうだが、今は近くに寄れない。帰路、「バンテア・何とか(僧侶の砦)」という寺院の写真を撮る。市内のレストラン(中国風料理)で昼食の後、ホテルに戻って休憩。15:00出発。バスで30分の「アンコール・ワット」へ。12世紀前半のヒンヅー教寺院。観光客多数。第1回廊の壁画を見てから、第3回廊まで登る。夕日に映える塔が美しい。台湾の観光客と話をする。シェムリアップと台北の間には直行便がある。夕食はホテルでアプサラダンスのショーを見ながらビュッフェ。ソフィテル・ロイヤル・アンコール泊。
第14日(1/23)8:00出発。バスで30分の「アンコール・トム」へ。南大門で写真を撮ってから、内部の「バイヨン」へ。12世紀後半の当初は仏教寺院。四面石像が立ち並ぶ。バスで「像の広場(王宮跡)」を通り、少し離れた「タ・プローム」へ。ガジュマロの木が遺跡を覆ったまま残されている。ハワード・ホテルのレストランで昼食。本格的な中国料理。台湾人の経営らしい。シェムリアップ空港16:25発MI633便でダナン経由シンガポール空港22:15着。シンガポールの日本との時差はマイナス1時間。夕食は機内食。23:00帰船。
第15日(1/24)近くのハーバー・フロント・センターからケーブルカーに乗り、飛鳥を上から眺めながらセントサ島へ。すぐそばのスカイ・タワーに乗る。シャトルバスをビジター・デパーチャー・センターで乗り継ぎ、ハーバー・フロント・バスターミナルへ。MRTのハーバー・フロント駅からオーチャード駅へ。オーチャード・ロードをぶらつく。高島屋の上のオープン・レストランで昼食。DFSギャラリアからシャトルバスで帰船。夕食は和食。21:00出航。
第16日(1/25)終日航海。フィリピン付近の低気圧の影響で北風が強く、船が揺れる。10:00から寄港地紹介「クチン」。クチン在住30年の日本人女性坂井さんによる東マレーシア・サラワク州クチンの紹介。400人もの日本人がクチンを訪れるのは初めてだそうだ。14:00から講演「御朱印船と日本人町〜歴史を作った日本人たち〜(横倉雅幸)」を聞く。夕食はイタリアン。20:00から飛鳥プロダクションショーの「ビヨンド イマジネーション」を見る。潮待ちで1時間遅れ、サラワク川を少し遡って24:00ボルネオ島東マレーシアのクチン港に接岸。
第17日(1/26)早起きして、8:00集合のオプショナルツアー「マタン野生動物センター半日観光」に参加。1時間ほど森の中を歩きながら檻の中の動物を見て一度船に戻る。13:00のシャトルバスでクチンの街へ。急いで名産の胡椒など買って15:00に帰船。16:00出航。外洋へ出るとまた揺れ出す。夕食はダイニングルームへ行かないで、(寿司)「海彦」で食べる(有料)。
第18日(1/27)終日航海。10:00から講演「南へ向かう航路の話題(石橋正)」を聞く。数日まえから7デッキ舷側のランプが夜通し点いているのは海賊対策だそうだ。14:00からリドデッキで「赤道祭」。赤道通過は4:53。オープンデッキは暑い。夕食は洋食、メインは鹿児島産牛サーロインステーキ。
第19日(1/28)終日航海。船内時計は日本との時差なし。9:00からヘッド・ウェイターによる「ナプキンの折り方教室」に参加。蝋燭、シドニーのオペラハウス、極楽鳥花、星を折る。昼食はカレービュッフェ。サフランライス、ナンなどとエビ、マトン、ホウレンソウ、チキンなどのカレーとタンドリチキンが供される。14:00から「なつかしい歌の時間(1)(石橋正)」に参加。小学唱歌8曲を歌う。16:00前からバリ島が見える。18:00ごろバリ島を離れロンボク海峡に入る。夕食は和食。誕生日のお祝いに音楽とケーキを貰う。19:00から飛鳥プロダクションショー「サイカワ・ミステーク〜Saiqawaのマジックショー〜」を見る。
第20日(1/29)終日航海。船内時計は日本との時差プラス0.5時間。10:00から寄港地紹介「ダーウィン」。11:00から「なつかしい歌の時間(2)(石橋正)」に参加。また小学唱歌8曲を歌う。このあたりは今雨季で、ときどき驟雨がある。14:00から講演「ワニが跳ぶ?街ダーウィン〜ノーザンテリトリーの自然を探る〜」を聞く。ビスタ・ラウンジで和菓子と日本茶。今日のドレスコードは「フォーマル」。夕食は正餐。メインは「鹿児島産牛ヒレ肉のポアレ」。19:15から「土井啓輔(尺八)&高木潤一(フラメンコギター)コンサート」を」聞く。
第21日(1/30)終日航海。風が強くて海は荒れ気味。10:00から講演「宇宙と生命の発生(石橋正)」を聞く。昼食はラーメンか和食。和食(サバのみそ煮)を食べる。14:00からビスタ・ラウンジで「ベルギー・ティー・タイム」。アスカ・コンボの演奏を聞く。夕食は和食。
第22日(1/31)昨夜から体調が悪い。ダーウィン港へ入港。6:00からオーストラリア入国審査官の対面審査。7:00フォートヒル・ワーフに着岸。9:15オプショナルツアー「テリトリーワイルドパークとダーウィン市内1日観光」に参加。テリトリーワイルドライフパークではトレインに乗ってパーク内を一周、水族館と夜行性動物館を下車見学。ダーウィン植物園にはオーストラリアバオバブがある。ノーザンテリトリー博物館/美術館ではアボリジニの作品や5米のイリエワニ(Sweethert)の剥製などを見る。夕食は和食。