2004年12月の日記
(トルコ中部・西部)
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今月は3日から旅のデザインルーム社の主催する「ニュージーランド南島満喫の旅(12日間)」に参加してルピナスの花を見に行く予定でしたが、ツアーが不成立になったので替わりに同社の主催する「トルコの旅(15日間)」に参加することにしました。
12月28日(火)− 山本のぞみ・井上隆生演奏会
演奏会プログラムの表紙 メゾソプラノの山本のぞみさんとリュートの井上隆生さんのクリスマス・コンサートが日本福音ルーテル蒲田教会で開かれたので聴きにいきました。 プログラム
12月24日(金)− 降誕節(夜半のミサ)
降誕節の飾りつけの写真 聖歌隊のメンバーとして鎌倉カトリック雪ノ下教会の降誕節のミサに参加しました。Antoine Charpentier の Messe de Minuit pour Noel を歌いました。
12月7日(火)〜 21日(火)− トルコ中部・西部
トロイの木馬の写真 旅のデザインルーム社の主催旅行「文明の十字路 トルコへの旅(15日間)」に家族で参加してトルコの中部・西部を観光しました。参加者は6名、そのうち男子は1名でした。アンカラからコンヤまでの中央アナトリア地方は数日前に降った雪で雪景色の中の観光でした。地中海地方のアンタルヤは暖か、エーゲ海地方は寒くても快晴、最後のイスタンブールは曇りで、帰国の飛行機が出発する頃は雨になりました。
食事ではパンとスープが美味しかったです。ホテルの食事は朝食も夕食もビュッフェ・スタイルでした。

スナップ写真を別ページに掲載しました。
行程を記したトルコの地図
(地図は areastudy.net のトルコの白地図から借用)

下の画像は各地の観光ポイントの入場券です。

第1日 イスタンブール経由アンカラへ
成田空港14:25発TK051便、12時間の飛行でイスタンブール着19:55、機内食は2回。国内便に乗り継いで22:00発アンカラ着23:00。ここで入国審査、入国カードはない。成田で託送した手荷物もここで受け取る。現地ガイドとドライバーの出迎えをうけてバスですぐにホテルへ。このガイドとバスが全行程を回る。バスは客席12席で、少し狭い。ビュユック・アナドル・ホテル泊。

アナトリア文明博物館の入場券 第2日 アンカラ滞在
アンカラ市内観光。アタチュルク廟、ローマ浴場跡、アンカラ城、アナトリア文明博物館を見る。

第3日 アンカラからカッパドキア地方へ
アンカラから東へ走り、ヤズルカのヒッタイトの神殿跡とハットゥシャシュのヒッタイトの王都跡を見る。雪景色で寒い。南へ向かいカッパドキア地方のネヴシェヒルへ移動。ムスタファ・ホテル泊。

ギョレメ野外博物館の入場券 第4日 カッパドキア地方滞在
カッパドキアのあちこちの奇岩を見物。やはり不思議な景観だ。途中、絨毯屋でながながとショッピング。

メヴラナ博物館の入場券 第5日 カッパドキア地方からコンヤへ
途中でスルタンハーンのキャラバンサライを見てから、コンヤへ。コンヤ市内観光。アラアッディン・ジャミィとメヴラナ博物館を見る。メヴラナ博物館はメヴラナ教団創始者の霊廟だが、博物館として公開されている。今月はメヴラナの記念の月だそうで、見学者(参詣者?)が多い。夜、メヴラナ教団の旋舞「セマー」を見る。旋舞もすばらしいが、伴奏楽器に古楽器の原型といわれる楽器が使われていて面白い。ホテル・ヒルトン・コンヤ泊。

ホテル客室電話機に付いているモデュラ・コンセントを使って Dial-Up 56Kbps でインターネットに接続できる。接続料は無料。

メヴラナ博物館の入場券 第6日 コンヤからアンタルヤへ
トロス山脈を越えて地中海沿岸に南下し、シデ、アスペンドス、ベルゲの遺跡を見る。すべてギリシャ・ローマの遺跡。どこにも円形劇場がある。アンタルヤのICホテル泊。

ホテル客室電話機のモデュラ・ケーブルを使って Dial-Up 28.8Kbps でイスタンブールのAPに接続できた。通信料は有料。

第7日 アンタルヤ滞在
地中海沿岸を西に向かい、ミラ遺跡とケコワ島の水中都市遺跡を見る。さらに少し内陸に入り、レトン遺跡とクサントス遺跡を見て、夜8:00頃ホテルに戻る。

第8日 アンタルヤからパムッカレへ
再び山を越えて内陸に入り、パムッカレへ。ヒエラポリスの都市遺跡と石灰棚を見る。都市遺跡の中のネクロポリス(墓地遺跡)が圧巻。石灰棚は中国四川省の黄龍や雲南省の白水台に似ている。リッチモンド・テルマル・ホテル泊。ホテルに温泉浴場がある。

第9日 パムッカレからクシャダスへ
エーゲ海沿岸に出て、プリエネ遺跡、ミレト遺跡、ディディマ遺跡を見てからクシャダスへ。リゾート地だそうだが、いまは冬で寒い。リッチモンド・ホテルズ・エフェソス・リゾート泊。

ホテル客室電話機のモデュラ・ケーブルを使って Dial-Up 28.8Kbps でイスタンブールのAPに接続できた。通信料は有料。

エフェス遺跡の入場券 第10日 クシャダス滞在
ホテルが海岸の近くなので、日の出前に散歩、寒い。終日、エフェスの都市遺跡とセルチュクにある遺跡を見る。都市遺跡は広大で外国人の観光客も多い。セルチュクでは聖ヨハネの墓がある聖ヨハネ教会跡と聖母マリアがキリストの死後生活したという聖母マリアの家を見る。

ベルガマ遺跡の入場券 第11日 クシャダスからチャナッカレへ
エーゲ海沿岸を北上してイズミールを通り過ぎベルガマへ。アクロポリスとアスクレピオンを見る。現地ガイドの家を見せてもらってからチャナッカレへ。予定にあったトロイ遺跡の見物は翌日に。コリン・ホテル泊。

ホテル客室電話機のモデュラ・ケーブルを使って Dial-Up 29.2Kbps でイスタンブールのAPに接続できた。通信料は有料。

ベルガマ遺跡の入場券 第12日 チャナッカレからイスタンブールへ
道を少し戻ってトロイ遺跡を見る。トロイ戦争は古い古いお話。大きな木馬で遊ぶ。マルマラ海沿いに東に向かいブルサへ。イェシル・ジャーミィとイェシル・テュルベを見る。可愛らしい少女の物売りに皆が小物を買う。さらに少し東へ進み、フェリーでイスタンブールの近くに渡る。ボスボラス大橋を渡ってイスタンブールのヨーロッパ側へ。新市街のザ・マルマラ・イスタンブール・ホテル泊。

ホテル客室のテーブルにあるモデュラ・コンセントを使って Dial-Up 28.8Kbps で市内のAPに接続できた。通信料は有料。客室電話機のモデュラ・ケーブルでは接続できなかった。

アヤソフィア博物館の入場券 トプカプ宮殿の入場券 第13日 イスタンブール滞在
イスタンブール市内観光。ドルマパフチェ宮殿、トプカプ宮殿、スルタンアフメット・ジャミィ(通称ブルー・モスク)、アヤ・ソフィア博物館、旧市街の地下宮殿(実は地下貯水池)を見る。昼食は中国料理。夜はベリー・ダンス鑑賞。

ガラタ塔の入場券 第14日 イスタンブールから
午前は自由行動。ガラタ塔とガラタ橋を見に行く。帰りにテュネル(地下鉄)とトラムヴァイ(路面電車)に乗る。昼食にタクシム広場の屋台でドネル・ケバブを食べる。これが一番美味しかった。午後、グランド・バザールを見てから空港へ。18:00発TK050便で成田に向け出発。

第15日 成田へ
2回の機内食と1夜の眠り、11時間半の飛行で成田空港12:25着。

以上
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