平　が　岳　（奥只見）

東京駅で１時間ほど並んで上越新幹線の自由席に座れた。浦佐から飯田の車でシルバーライン、銀山平、尾瀬口経由清四郎小屋へ。泊まり客が多い。明日林道へ入る車を頼む。夕方雨。

共同食と昨夜受け取った握り飯を分担してパック、小屋の車で中の岐川の林道終点まで送ってもらう。伝の助小屋のマイクロバスも入っている。登山の団体らしい。少し上流に上がり、涸れた沢を右岸に２本渡る。小沢を少し登ってから右へ急な尾根を登る。明瞭な踏跡がついている。登りは空身で３時間だそうだ。玉子石の少し上の湿原に出る。ここから木道が敷かれている。玉子石を見に行ってから、引き返して平が岳の水場へ行く。ここは平が岳沢の源流。木のプラットホームが造ってある。日が暮れるとブヨ。夜、雷雨。シュラフとツェルト兼用シュラフカバーで寝る。

広い平が岳頂上を端まで歩く。すべて木道。姫の池を通って長い長い急な台倉尾根を下る。途中で雨に遭って雨具を着ける。井出元の膝が悪い。鷹の巣には沢山の車、ここから日帰りで登る組が多い。夜も雨。

飯田の車で尾瀬口山荘へ。小屋の主人は３年前に亡くなって、奥さんが独りで番をしている。息子さんの一人が檜枝岐本村で民宿を開いている。幻の大池への道はもう整備されていない。御池を過ぎて檜枝岐本村の手前の檜枝岐川の岸で昼食。この街道筋にはオートキャンプ場が沢山できている。会津高原駅で飯田と別れて電車で帰る。飯田はさらに翌日荒海山に登った。