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第1日(8/3)
鎌倉駅 20:07 - 上野駅 22:13 -(上越線)-
例によって上野駅ホーム21:00頃集合。列車は混んでいたがどうにか座れた。池田は尾瀬沼山荘で働いているので、翌朝直接清四郎小屋へ下ってくる。
第2日(8/4)曇
- 4:10 小出駅 5:50 -(臨時急行バス)- 6:40 銀山平(朝食)8:30 -(村営船)- 9:00 奥只見 9:20 -(船)- 10:05 尾瀬口 10:20 - 11:15 清四郎小屋(昼食)13:00 - 尾根取付 13:30 - 16:25 鷹ノ巣尾根 16:55 - 大倉山 18:00 - 18:15 水場(幕営)
小出駅にはかなりの登山者がいて、臨時のバスが出る。船の連絡が悪く銀山平で待つ。朝食。船の中で雨が降り出して心配したが、尾瀬口に着く前に止む。清四郎小屋まで暑い林道を歩く。昼食を摂り、食料などの荷物を配分して出発。
尾根の取り付きから樹林の中の明瞭な道を登る。傾斜がきつい。暑さにバテぎみ。3時間で鷹ノ巣尾根。ここから稜線伝いに1時間で大倉山水場に着く。大倉山はダイクラヤマと読み、台倉山とも書くらしい。縦走路には既に数張りのテントが張られていて満員。左手の水場の向こう側にある幕営地を使う。真っ暗になったのでロウソクの光で夕食。ブヨにやられる。
9人にツェルト4張。内1つはボンボンテントなので3人(坂戸、池田、土田)入る。ツェルトの組み合わせはこの山行中固定された。夜も暑いという熱田Lの話だったが、少し冷えた。20:30消灯。
第3日(8/5)曇時に日差し
4:00 起床 出発 6:20 - 9:05 姫の池(池の岳)-(玉子石往復)- 姫の池 10:50 - 11:15 平が岳 - 雪渓(昼食)12:50 - 14:15 白沢山 14:45 - 15:00 白沢山の湿原(幕営)
出発から2時間半で池塘の散在する山頂の姫の池へ。尾瀬よりも入る人が少ないせいか荒れていない。ここから縦走路を外れて玉子石まで空身で往復する。熱田の話では以前は道がなくて見つけるのが難しかったそうだが、今は細い踏跡がついている。少し下に池塘がある。
縦走路へ戻って平が岳へ。ここまでは入る人がかなりあるせいか、三角点の付近は汚れている。雪渓の傍で昼食。2、3のパーティーを見る。この辺までは道がついている。平が岳は広い草原(湿原)の山頂で2つに別れている。ガスが出ると判りにくいそうだ。
雪渓の下を通って縦走路へトラバース。縦走路は低いヤブの中に踏跡が続いている。だんだんヤブがひどくなり、半ズボンでは膝が痛くなったので長ズボンに着替える。白沢山はヤブの山頂。少し下った傾斜のある湿原で幕営することにする。15:00で少し早いが、これより下にはよい場所がなさそうだ。ここもカとブヨが凄い。16:00頃から雷雨、かなり降った。この日の夕食はロールキャベツ。水場はない。
第4日(8/6)晴
5:30 起床 出発 7:30 - 9:50 1918ピーク 10:10 - 11:05 鞍部 12:10 - 12:45 大白沢山 - 12:55 大白沢山湿原(昼食)14:20 -(白沢池往復)- 鞍部 - 16:15 大白沢山湿原(幕営)
白沢山を下ってからヤブが深くなる。しかし白沢山と1928ピークとの鞍部を除けば、かすかな踏跡を辿ることができる。大白沢山への最低鞍部から白沢池を求めてトラバースを始めたが、諦めて引き返す。大白沢山頂の南面は広い湿原になっている。昼食。平が岳から景鶴山までの稜線には水場がないので、ポリタンクを持って目の下に見える大白沢池を目掛けて笹の斜面を急降下。池を一周して水を汲んだが、鞍部へ戻る途中にきれいな小沢があったので汲み直し、大白沢山へ戻る。湿原で幕営。ここもカがひどい。夕食は豚汁。
第5日(8/7)雨
6:30 起床 出発 8:10 - 1900ピーク 9:50 -(東白沢池往復)- 11:30 1900ピーク(昼食)11:55 - 12:55 1800ピーク 13:00 - 14:55 景鶴山の手前(幕営)
出発が日ごとに遅くなる。しばらくして雨が降り出す。1900ピークに横国大WVの「カッパ山」の標識があった。ここから東白沢池へまた急降下。ほとんど人の来ない池。雨で全身びしょ濡れ。同じ斜面を這い上がって1900ピークへ戻る。14:00頃雨がやむ。景鶴山手前の木の下で幕営。火を焚いて夕食。今日は下着を着替え、長ズボンは濡れたので半ズボンで救急シートを巻きつけて寝る。19:00消灯。寒くはないが、バリバリ、ベチャベチャ。
第6日(8/8)快晴
5:30 起床 出発 6:50 - 8:05 景鶴山 10:10 - 11:30 水場(昼食)11:55 - 12:30(カレ沢)12:55 - 尾瀬ヶ原 13:35 - 東電小屋 - 元温泉小屋(泊)
昨日と打って変わって快晴。景鶴山頂で2時間も遊んで、濡れたものを全部乾かす。ここはこれで3度目。懐かしい気がする。尾瀬ヶ原は静まり返って、ときどき横切る人が見えるだけ。尾瀬のシーズンは初夏と秋とか。
昨日は天気が好ければ横田代へ下るはずだったが、あいにくの雨でまた景鶴へ来ることになった。東電小屋へ下る尾根道はところどころ踏跡が消えて、コースを決めるのが難しくなっている。下り着いたカレ沢から原までは熱田の指示で高いヤブの中を進む。出た地点は予定の地点から100mと違わず、一同ビックリ。
東電小屋でジュースの乾杯。熱田と坂戸は今日中の帰京のため鳩待峠へ。残りの者は池田の紹介で元温泉小屋へ。小屋の宿泊者は我々を入れて20数人。尾瀬の夏は、平日なら団体客がなければいつも空いているとのこと。
第7日(8/9)晴
6:00 起床 出発 8:30 - 見晴 8:55 -9:15 竜宮十字路 9:25 - 10:25 山の鼻(昼食)11:05 - 11:55 鳩待峠 12:25 -(タクシー)- 13:50 沼田駅 14:10 -(ゆけむり4号)- 16:16 上野駅
ひさしぶりに畳と布団の上でゆっくり眠れた。半沢は笹の台に寄って福島へ帰るといって、4:00頃出発。尾瀬の朝は涼しい。誰もいなくなった小屋をゆっくり出発。原を縦断して山の鼻で昼食。鳩待峠からタクシーで沼田へ。車が下るにつれてだんだん暑くなり、沼田では真夏に戻ってしまった。上りの急行には全員座れて、無事帰宅。池田はまだ尾瀬に留まった。
費用: 交通費\3,850
宿泊費\1,200
共同食料他\3,950
以上
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