1971年8月27日(金)-30日(月)
白 馬 岳 ・ 唐 松 岳 (北アルプス)
同行者: 家族
第1日(8/27)曇 白馬尻へ
鎌倉駅 5:21 - 6:35 新宿駅 6:50 -「アルプス1号」- 12:51 白馬駅 13:00 - (タクシー) - 13:20 猿倉 13:30 - 14:30 白馬尻(泊)
「アルプス1号」は冷房あり。松本以遠の客は少ない。夏も終わりのせいか。北アルプスはもうシーズンオフでバスの数が少なくなっている。タクシーに乗る。歩き始めはまだかなり暑い。白馬尻までは短パンでいい。ニッカーを穿いたので蒸し暑い。シャツは汗でグショグショ。白馬尻に着くとさすがに涼しい。濡れたままでは寒いくらい。やはり着替えは必要。泊まり客は少ない。
第2日(8/28)快晴 白馬岳を越えて天狗山荘へ
出発 6:30 - 11:00 白馬山荘 (昼食、白馬岳往復) 12:40 - 15:00 白馬鑓 15:30 - 16:10 天狗山荘(泊)
雪渓を歩くのは30分くらい。快晴で暑い。天気が良ければ、登りも稜線も短パンでいい(ただし日に焼ける)。お花はまだたくさん咲いている。トリカブトが多い。白馬山荘で泊まる予定だったが、小屋の感じが良くないのと、今晩は200人くらい入るので混雑するというので、天狗山荘まで足の伸ばすことにする。山案内人らしい人がコッソリ「天狗山荘の方が食事がいい」と教えてくれた。白馬鑓の登りはきつい、特に前半が。
第3日(8/29)快晴 夕立あり 唐松岳を経て細野へ
出発 6:25 - 天狗の下り 7:25 - 10:00 不帰第2峰(昼食) 11:20 - 唐松岳 12:00 - 12:15 唐松小屋 12:45 - 15:39 黒菱平 - (リフト、ロープウェイ) - 17:00 細野(泊)
朝快晴、日の出を見る。コーラとファンタを仕入れて出発。天狗山荘は水が引いてあって洗面ができる。水筒に入れるのも自由(ただし雪渓の水)。今日も暑い。東側はガスで蒸し暑い。西側は快晴。剣岳が素晴らしい。黒部湖も小さく見える。槍、笠、富士、南アルプス、八ヶ岳も見える。不帰第2峰で紅茶を淹れて昼食。唐松小屋は感じがいい。またジュースを仕入れる。八方池の辺りで雷雨となる。雨具を取り出す間にも濡れる。ここで帽子を飛ばす。国民宿舎の軒先で暫く雨宿り。黒菱のリフトで晴れる。この辺りには観光客が少しいる。天狗山荘で同宿になった夫妻とロープウェイの上の食堂でまた会う。今日の夜行で東京へ帰るそうだ。私たちは細野で泊まることにして、民宿(しろうま荘)に入る。風呂に入り、出発前に買った SCHICK で髭を剃る。首の周りが日に焼けて痛い。夕方のテレビが、白馬岳で雷の直撃を受けた鵠沼の人が即死したと伝えていた。
第4日(8/30)曇後雨 帰る
細野 9:10 - (バス) - 白馬駅 9:40 -「アルプス5号」- 15:49 新宿駅(食事) - 鎌倉駅
細野からのバスは満員。夏の細野は学生の街となる。帰りは普通車の自由席。白馬駅で満員になる。冷房なし(ある車両もある)。小淵沢で弁当を買い損なって新宿まで飲まず食わず。新宿で牛肉を食べる。