1971年7月2日(金)-5日(月)
苗 場 山
同行者: 家族
第1日(7/2)雨
鎌倉駅 5:21 - 上野駅 7:00 - (「佐渡1号」) - 10:15 越後川口駅 10:18 - 10:47 十日町駅 11:50 - (越後交通バス) - 12:40 大割野 14:00 - (バス) - 15:50 小赤沢(苗場荘泊)
鎌倉では小雨。清水トンネルを抜けると薄日がさして暖かくなる。越後川口で連絡している飯山線が十日町止まりなので十日町で降りる。大割野への交通は飯山線津南駅より十日町からバスに乗る方が便利らしい。
大割野でバスを待っている間に雨となる。蕎麦を食べる。小赤沢へのバスは相当揺れる。秋山郷の民宿はやはり小赤沢。苗場荘に泊まる。今日は空いていて誰も泊まらない。
雪のあるときは見玉から徒歩5時間、5月頃ならブルトーザーで除雪してあるので、2時間位で来られるとのこと。
第2日(7/3)曇
出発 7:30 - 1合目(林道終点) 8:00 - 8:30 2合目(沢をわたる) 8:57 - 3合目 9:28 - 9:58 4合目(水場) 10:15 - 5合目 10:42 - 11:15 6合目(1,650m) 11:40 - 7合目(1,760m) 11:55 - 12:15 8合目(1,880m) 12:30 - 13:30 山頂ヒュッテ(泊)
曇だが時々雲の切れ目から日がさす。雨上がりで蒸し暑い。5合目から所々に残雪が現れる。ツツジ、イワカガミが咲いている。7合目から何度か小雪渓を渡る。風が涼しくなる。頂上は残雪がいっぱい。イワカガミ、シナノキンバエがたくさん咲いている。山頂ヒュッテで昼食。スープ、キュウリ、ソーセージ、コーヒー。山頂付近を散策。
ヒュッテは6月25日(山開き、遊仙閣は7月4日山開き)から営業とのこと。最盛期は庭に幕舎を10張も張って宿泊者を収容するとのこと。夕方から頂上はガスに閉ざされる。夕食にユキザサのお浸し。宿泊者は11人。
第3日(7/4)雨後晴
出発 10:40 - 昌次新道入口 11:30 - 12:25 深穴の岩場 12:40 - 見晴台 13:20 - 13:47 (沢へ) 14:24 - サゴイ沢 14:55 - 15:25 赤湯(泊)
朝4時半頃12人のパーティーが到着。前夜11時から登ったとのこと。夜明けから雨。今日は50人の予約があるそうで、ヒュッテは朝から準備に掛かっている。
10時頃晴れ間が出始めたので、パンとコーヒーで軽く昼食をとって出発。昌次新道降り口付近の池塘が美しい。苗場山は頂上も登山道もイワカガミがいっぱい。昌次新道の下り始めは雪が残っていて滑る。この道はかなり下までドロンコ。
赤湯は河原に露天風呂が3っつあり、宿泊所は木造2階建てで、2階に2間(10~12畳くらい)ある。今日の宿泊者は4組9人。
今日は日が照っていて、頸が焼けて痛い。夕食後、炉端で酒を飲みながら皆で歌を歌う。宿の奥さんは美声だ。ご主人は山口昌次さんのご子息らしい。サゴイ沢から赤湯までの道は刈払いがしてある。
第4日(7/5)快晴
出発 8:07 - 9:27 棒沢(堰堤の下) 9:45 - 10:25 小日橋 10:40 - (林道から別れる) 11:00 - (浅貝川の中の車道) 11:30 - 12:07 元橋 12:30 - (バス) - 13:20 越後湯沢駅 14:30 - 渋川駅- (「草津3号」) - 上野駅 - 東京駅 18:33 - 鎌倉駅
今日は快晴。5時に起きて風呂に入る。朝食は7時半頃。今日は暑い。汗がボトボト落ちる。棒沢から先は林道や草原などで快適ではない。浅貝川から元橋への登り30分はキツい(林道をそのまま苗場スキー場へ行ってしまう方がいいのかもしれない)。元橋小屋は3年前に壊したそうで、今は国道の向かい側でドライブインになっている。宿泊可。