28日(木)〜 29日(金)− 黒部峡谷鉄道
黒部峡谷トロッコ電車 クラブツーリズム社の募集型企画旅行「紅葉の黒部峡谷トロッコ電車と宇奈月温泉・・・」に家族で参加して、以前から乗ってみたいと思っていた「黒部峡谷鉄道」に乗りにいきました。参加者は40名、添乗員は西堂さんでした。1日目は雨で寒かったのですが、トロッコ電車に乗った2日目は晴れ間が見えて気温も上がりました。黒部峡谷の今年の紅葉は遅れているそうで、まだ少し早かったようです。数日前の冷え込みで稜線には雪が残っていました。

白馬村大出の吊り橋 1日目 東京駅08:40発「浅間509号」で長野駅10:22着。私たちの座席は6号車14DE。長野で昼食の弁当を受け取り、「富山地方鉄道」の観光バスで犀川を遡り、「白馬長野有料道路」を通って仁科三湖の一つ木崎湖のほとりのJR大糸線海ノ口駅へ。12:17発のワンマン電車に乗り、車窓から青木湖を見て神城駅12:35着。バスで白馬村「大出公園」に寄り「大出吊橋」を見学。姫川に沿って千国街道(糸魚川街道、松本街道)を北上し、道の駅「小谷」で小休止、糸魚川ICで北陸自動車道に乗る。親不知、ひすい海岸などを通って黒部ICで降りる。黒部川を遡って宇奈月温泉へ。今日の宿「グリーンホテル喜泉」15:30着。私たちの客室は405号室。18:00から大広間「黒部」で和食の夕食。

黒部川の猿飛峡 2日目 雨があがって青空も見えている。大広間で和食の朝食。08:30バスで出発。数分で黒部峡谷鉄道宇奈月駅へ。ネイチャーガイドが合流して、09:00発のトロッコ電車の普通客車に乗る。観光バスが何台か来ているが、ピーク時ほどは混んでいないらしい。窓がないので風が寒い。防寒装備が必要。車内には富山県滑川市出身の女優「室井 滋」の説明が流れる。黒部川右岸を遡る。トンネルが多い。宇奈月ダム、黒薙ダムなどを見て左岸に移り鐘釣駅09:57着。ガイドの案内で「河原露天風呂」まで下る。河原のあちこちに温泉が湧いている。駅に戻ってまた11:01発のトロッコ電車に乗る。左岸を遡るが、ほとんどトンネルの中。終点の欅平駅11:21着。川岸の斜面に付けられた歩道を下流へ向かって歩いて「猿飛峡」へ。コンクリートのトンネルが2か所造られている。ガイドの説明では、河床が数メートルも高くなっていて昔の景観はないそうだ。同じ道を駅へ戻る。昼食の弁当を予約しなかったので、駅の売店でおにぎりや肉まんを買って済ませる。12:49発のトロッコ電車で宇奈月駅14:07着。バスで帰途に就く。黒部ICに入る前に、「黒部インターあるぺん村」という土産物屋に寄る。予約してあった(土産用)「ぶり寿し」を受け取る。北陸自動車道から上信越自動車道に入る。少し雪のある妙高山がよく見える。小布施PAで休憩。すばらしい夕焼け空を見ながら坂城ICで降りる。JR新幹線上田駅17:50着。18:20発「あさま544号」で東京駅19:52着。私たちの座席は5号車10AB。車中で夕食に「ぶり寿し」を食べる、美味。

23日(土)− 四川美女楽坊
演奏会チラシ 中国四川省の中国伝統楽器の女子楽団「天姿国楽」と特別ゲストの四川省アバ・チベット族チャン族自治州の3人の歌姫グループ「ハラマ」の日本公演を横須賀芸術劇場へ聴きにいきました。プログラムの中では竹笛独奏「牧民新歌」、フルス(葫芦絲)合奏「タイ郷春色(タイはニンベンに泰)」、ハラマの合唱「天路」が楽しめました。(プログラム
22日(金)− 劇団「くるま座」集会
「くるま座」が平成15年に上演した戯曲−アンドレ・ルッサン作/磯見辰典訳「ベラックの夢」−が「三田文學」No.103 2010 Autumn に掲載されたのを記念して関係者が集まりました。
16日(土)− 化学科クラス会
クラス会の記念写真 大学のクラス会が「ざくろ 銀座店」で開かれました。15名中11名が出席しました。(献立
13日(水)・14日(木)− 小田切タヅ子様 通夜・告別式
若いころお世話になった隣家の小田切タヅ子様が10日に94歳でお亡くなりになりました。鎌倉の「カドキホール」で行われた通夜と告別式に参列しました。
9月29日(水)〜10月5日(火)− 四川省甘牧チベット族自治州
丹巴県梭坡古[石周]群 ワールド航空サービス社の募集型企画旅行「中国第一位の美しい村落 丹巴の旅」に家族で参加して、久しぶりに中国へ観光に行きました。参加者は17名、そのうち男性は1名でした。添乗員は大石橋弘明さん、現地の通線ガイドは呉慶中さんでした。中国は国慶節の連休で航空機も道路もかなり混んでいました。丹巴は行政区画としては四川省西部の甘孜チベット族自治州丹巴県です。この自治州には四川省の成都とチベット自治区の拉薩(ラサ)を結ぶ「川蔵公路」が通っています。丹巴県はこの自治州の北部にあります。県城(県の中心地)は「章谷鎮」にあり、(ガイドの説明では)ここから「大渡河」が始まっています。大渡河の上流は4本の支流に分かれています。下流は四川省楽山市で岷江に合流し、岷江は宜賓市で長江に合流します。自治州内の大渡河は中国政府の「西部大開発」政策の一部として現在大規模なダムや道路の建設工事が進められています。丹巴のチベット族はギャロン(漢字表記は「嘉絨」)チベット族と呼ばれ、チベット自治区のチベット族とは言語・生活習慣が違うそうです。

1日目 成田空港10:55発MU272便上海経由北京行きで上海浦東空港13:00着。気温19度、小雨、日本との時差−1時間。機材はA330、私たちの座席は34AB、乗客は半分くらい。機内食1回、牛肉飯を選択。17:30発のMU5403便に乗り継ぐ予定だったが、15:25発の四川航空3U8964便に変更。託送手荷物をいったん受け取るので、空港係員の案内を受けて大急ぎで入国手続きと登場手続きを済ませる。45分遅れの出発、成都空港(実時間)19:00着。気温24度、晴。機材はA330、私たちの座席は31G・32H、満席。機内食1回、辛い。ガイドの出迎えを受けて市内へ。レストランで夕食、店名は分からないが入口に「常勝鮑魚」と書いてある。料理は「成都小喫」が主。「成都錦江賓館」にチェックイン、私たちの客室は0377号室、ルームキーは挿入式カード。バスタブあり、LAN設備あり。

2日目 小雨の中をバスで8:00出発、「成雅高速」に乗る。途中「石象湖」PAでトイレ休憩、「雅安北」で降りる。10:45「上里古鎮」着。「古鎮」は古い街並みを保存または再現した観光ポイントのこと。ここは雅安市雨城区上里鎮。街並みを散策したり、昔の豪商の邸宅「韓家大院」を見学したりする。茶葉や乾麺などを買う。古鎮内のレストランで昼食。
上里古鎮の街並み 上里古鎮の韓家大院 上里古鎮のレストラン
12:50古鎮を出発、成雅高速を1区間乗り、四川省成都とチベット自治区ラサを結ぶ「川蔵公路」に入る。二郎山の下を通る4kmの隧道を抜けて甘孜チベット族自治州に入る。「大渡河」を見下ろす展望台で小休止。18:15大渡河畔の濾定県「宏城酒店」にチェックイン。私たちの客室は425号室、ルームキーは非接触式カード。バスタブなし、LAN設備あり。ホテルで円卓を囲む中国式セットメニューの夕食、御馳走。その後、大渡河に架かる吊り橋「濾定橋」を見学。ここは紅軍長征のとき国民党軍と戦闘のあったところ。
川蔵公路から大渡河を望む 川蔵公路のナッツ売り 濾定橋の看板

3日目 中国食のビュッフェ形式朝食。建設工事の交通規制を避けるため7:00出発、曇り。川蔵公路をさらに西に進み、康定県姑ジ鎮(ジは口ヘンに自)で大渡河に沿って北へ向かう州道に入る。建設工事宿舎でトイレ休憩、建設中の長い隧道を通り、青空トイレで小休止。11:40河向こうの「梭坡(SOPO)蔵寨」を望む展望台で写真ストップ。「蔵寨」はチベット族の集落のこと、英語では "TIBETAN VILLAGE" と書いてある。郷や集落の名前の漢字表記は現地語の音訳らしい。この辺はすでに丹巴県に入っている。すぐ上流が大渡河の起点、これから上流は4本の支流に分かれている。梭坡蔵寨には「古チョウ楼(チョウは石ヘンに周)」が見られる。古チョウ楼は砦だったそうで、この地方の観光ポイントの一つになっている。丹巴県城(章谷鎮)に入り東谷川(?、川の名前が判らない)右岸にある「東女国酒店」で昼食を取ってからチェックイン。「県城」は県の中心地のこと。標高1,800メートル。私たちの客室は512号室、ルームキーは非接触式カード。バスタブなし、LAN設備あり。客室の給湯は客室毎の電気温水器。ここに3泊する。「東女国」はチベット東部にあった伝説上(?)の女王国。15:00に出発して「布科蔵寨」に向かったが、雹交じりの大雨が降り出したので引き返し県城を散策する。県城に戻るころには雨は小止みになった。ホテルで中国式セットメニューの夕食。
梭坡蔵寨の遠望 東女国酒店 ホテル前の国慶節の行事
昨日の大渡河の展望台でも今日の梭坡の展望台でも「岩蜜」なるものが売られていた。ピンク色の半透明の岩の塊で、どういうものか解らない。甘みがあり、酒か湯に溶かして飲むらしい。

4日目 中国式セットメニューの朝食。9:00出発、曇のち晴。「大金川」右岸を遡って巴底郷「巴底蔵寨」へ向かう。途中、向こう岸の巴旺郷の村落を見て写真ストップ。あとで昼食をとる巴底郷のレストランでトイレ休憩。10:30から巴底蔵寨を散策、ボン教寺院を見る。少し戻ってレストランのオープンテラスで現地料理に近い昼食。
丹巴美人 巴底郷のボン教寺院 巴底郷のレストラン
12:40途中まで戻ってミニバンに乗り換え、大金川右岸を登って聶呷郷「甲居蔵寨」へ。集落内の幾つかの展望台(現地の表記は「観景台」)から集落の景観を眺めてから民居を見学。トウモロコシの収穫期でどの家もトウモロコシがたくさん干してある。15:45ホテルに戻る。18:00ホテルで夕食。
甲居蔵寨の景観 甲居蔵寨の民居見学

5日目 昨夜は雨、冷えた。エアコンを暖房にして点ける。9:00ミニバンで出発、曇り。「小金川」左岸を登って中路郷「中路蔵寨」へ。集落内を散策して、古チョウ楼やチベット仏教寺院を見る。レストランで現地料理に近い昼食。 中路蔵寨の古チョウ楼 中路蔵寨の畑鋤き 中路蔵寨のレストランで
12:40出発。ホテルに戻り、バスに乗り換えて革什扎河右岸を遡って革什扎郷「布科蔵寨」へ。チベット仏教寺院、古チョウ楼、民家を見学。14:30帰途に。途中「巴郎蔵寨」の展望台で写真ストップ。県城に戻って買い物をしてからホテルに戻る。先日の大雨で水道水が泥水になっている。バケツ1杯の水とペットボトル数本の飲料水が配られた。18:00ホテルで夕食。 布科蔵寨の古チョウ楼 布科蔵寨のチベット仏教寺院 丹巴県城

6日目 建設工事の交通規制を避けるため6:00出発、小雨。朝食は昨晩配られたパン、茶玉子、バナナ、牛乳を出発前に客室で食べる。9:40川蔵公路に入る。二郎山隧道を抜けて、雅安市天全県の公路脇のレストランで昼食。少し先の道端で蜂蜜を買う。公路は国慶節の連休のせいか大渋滞。雅安市の中心部に入る前はまったく車が動かなくなる。成雅高速に1区間乗り「雅安北」で降りる。18:00「紅珠賓館」にチェックイン。私たちの客室は8605号室、バスタブあり、LAN設備なし、電気給湯器あり。ホテル構内はモクセイが満開。20:00ホテルの夕食、御馳走。 天全県のレストラン 道端の蜂蜜売り 紅珠賓館の夕食

7日目 ビュッフェ形式の朝食。8:30出発。成雅高速に「双流」まで乗り、成都空港へ。13:05発MU5408便で上海へ。機材はA330,私たちの座席は12HJ。機内食1回。出発は1時間遅れ。上海では空港職員の案内で出国手続きと搭乗手続きを済ませ、17:05発MU271便に滑り込む。この便は北京発ですでに1時間遅れていた。機材はA330、私たちの座席は28G・34D。乗客は半分くらい。機内食1回、魚はウナギ。成田空港(実時間)21:15着。日本人客が少ないので入国審査が速い。搭乗が最後だったせいか託送手荷物が真っ先に出てきた。成田エキスプレス最終便に間に合った。