9月23日(水)〜 25日(金)− 出羽三山
羽黒山五重塔 クラブツーリズム社の募集型企画旅行「(プレミアムステージ)夫婦限定 出羽三山めぐり 赤湯温泉と米沢」に家族で参加して山形県へ観光に行きました。参加者は15組30名、添乗員は山上さん(男性)、移動はすべてカミコウバス(株)の観光バスで運転手は木島さんでした。バスはトイレ付きでしたが誰も使用しませんでした。

1日目 時々小雨。横浜駅西口8:20発。東京を通り抜けて川口JCTから東北自動車道へ。昼食は車内で「鶏飯」の弁当。福島飯坂ICから国道13号線へ、東・西栗子トンネルを通って山形県に入り、山形県南陽市赤湯15:00着。赤湯温泉「瀧波」泊。昔の庄屋の古民家を移築した、趣のある旅館だ。湯量は豊富らしい。18:00夕食、和食で米沢牛のローストビーフなど。20:00から1時間「かたり部」さんのお話を聞く。この宿には「エコ・サービス」というのがあって、2日目の客室の清掃と夜具の上げ下ろしを断ると、売店用の1000円の買物券をくれる。

2日目 青空が広がって日中は暑くなる。7:00和食セットの朝食。8:00出発。13号線を北上して山形上山ICから東北中央自動車道へ、山形JCTから山形自動車道へ、月山湖は水が少ない。山形自動車道の月山と湯殿山の間は国道112号線、鶴岡市に入って途中から湯殿山道路へ入り湯殿山仙人沢へ。ここで本宮参拝バスに乗換へて湯殿山本宮へ。湯殿山には社がない。歩いて沢に下り、裸足になってご神体の岩を巡る。国道112号線に戻り山形自動車道へ。庄内あさひICで降り庄内東部広域農道へ入る。信号のほとんどない農道を進んで県道47号線(鶴岡羽黒線)に入り、大鳥居をくぐって鶴岡市羽黒町手向(とうげ)集落の宿坊「奥井坊」に着く。このあたりには宿坊が多く集まっている。ここで精進料理の昼食。質素だが美味。少し移動してバス停「羽黒センター」の前から200段といわれる階段を降りて「羽黒山五重塔」を見る。白木の美しい塔だ。ここが羽黒山神社の参道らしい。戻って鶴岡羽黒線を通り月山公園線に入る。カーブの多い細い山道を進んで「月山八合目」の駐車場へ。八合目といっても月山頂上は遥か彼方。このあたりには「弥陀ヶ原湿原」が広がっていて、もうかなり紅葉が進んでいる。湿原の中の木道を歩いて「月山中ノ宮(御田ヶ原参籠所)」を通り、湿原を一周して駐車場へ戻る。月山公園線を戻って羽黒山道路に入り羽黒山へ。「三神合祭殿」や「羽黒山鐘楼」を見る。今年は「出羽三山丑歳御縁年」だそうで、今年お参りするとあと12年続けてお参りしたご利益があるそうだ。来た道を戻って赤湯温泉18:20着。赤湯に泊まって出羽三山を一日で巡るのは強行軍だ。19:20夕食、和食で牛肉と豚肉のシャブシャブ。
湯殿山仙人沢の大鳥居 月山八合目弥陀ヶ原 羽黒山三神合祭殿

3日目 晴、暑い。7:45朝食。搗き立て餅の食べ放題。雑煮、納豆、小豆、黄な粉、ずんだ、からみ の6種類。9:00出発。ボランティア・ガイド付きで米沢市内観光。米沢城址(松岬神社、上杉神社、宝物殿)、上杉家廟所、春日山林泉寺(直江兼続の墓)など。米沢13:00出発。昼食は車内で「牛飯」の弁当。国道13号線、東北自動車道、東京を通り抜けて湾岸道路を通り、ほとんど渋滞に巻き込まれないで横浜駅西口19:00着。
旅館「瀧波」の餅つき 上杉家廟所の歴代廟所右 春日山林泉寺の直江兼続夫妻の墓

9月14日(月)− 鶴岡八幡宮例大祭
鶴岡八幡宮舞殿 9月14日から16日まで鶴岡八幡宮の例大祭です。今年は夜、「はるけん工房」による「デジタル掛軸」というのが見られました。(何だかよく解りませんでしたが。)
9月5日(土)〜 6日(日)− 尾瀬沼
尾瀬三平峠 川崎隆章先生の没後30年を記念して、「秘境サークル」のメンバー7人が「尾瀬沼」に集まりました。現地集合・現地解散ということだったので、私たち2人は「沼山峠」から入って「三平峠」から出ました。川崎隆章先生は山岳会に所属しない所謂未組織登山者のために「日本登山学校」を開設して、登山者の育成と安全に努められました。私は第26期生として1972年から2年間通いました。その後暫く、初心者を山行に案内する準指導員を務めました。秘境サークルは日本登山学校出身者の小さな集まりです。尾瀬は今、夏のシーズンと秋の紅葉シーズンの中間で観光客は多くありません。交通機関も山小屋も空いていました。天気は雲もありましたが青空も見えました。

1日目 浅草駅9:00発東武鉄道「きぬ105号」スペーシア号で鬼怒川温泉駅11:02着。北千住駅から満席になる。浅草駅で買った弁当で朝食をとる。鬼怒川温泉駅11:31発の後続の会津田島行に乗り継いで会津高原尾瀬口駅12:20着。網棚にはザックが並んでいる。すぐに12:30発の会津バスに乗る。補助椅子を含めて満席。車窓から満開のそばの花が見える。桧枝岐で私たち2人を除いて全員下車。今日の「桧枝岐歌舞伎」を見る人と明日尾瀬に入る人たちだ。尾瀬御池で秘境サークルのメンバー2人が乗ってくる。新潟側から車で入って御池に置いてきたそうだ。尾瀬沼山峠15:25着。バス停は「沼山峠休憩所」のある所。歩き始めて上り15分で「沼山峠」に着く。下りには秋の花がたくさん見られた。やがて「大江湿原」の中を歩く。トリカブトの花など。沼山峠休憩所から1時間30分で尾瀬沼湖畔の「長蔵小屋」に着いた。他のメンバー2人は既に着いていた。1人は沼山峠から、1人は大清水から。最後の1人は沼山峠から1時間後に着いた。長蔵小屋では男5人が一号室、女2人が二号室に割り当てられた。一号室には床の間と違い棚がある。16:00から風呂(石鹸の使用禁止)、17:00から夕食、21:00消灯。満月を見ないで寝た。トイレは温水洗浄便座付き。 沼山峠休憩所 大江湿原 長蔵小屋

2日目 6:00朝食、片品村の白大豆納豆が出た。小屋出発7:40、平野長蔵さんご一家のお墓にお参りする。ここで足の好くない1人は沼山峠へ帰る。残りの6人は尾瀬沼を一周することにする。先ず北岸を歩く。木道が続いている。雲が切れて「燧岳」が間近に見えた。1時間で「沼尻休憩所」に着く。休んでいる人が少しいる。コーヒーを淹れたりして休憩。ここから南岸を歩く。私は南岸を歩くのは初めてだ。起伏が多くて木道も所どころ途切れている。時々尾瀬沼を隔てて燧岳が見える。今日の湖面はとても静かだ。1時間半で「三平下」に着く。「尾瀬沼休憩所」がある。外のベンチで「流水そば」の昼食。11:30出発、2人は沼山峠から御池へ、私たち4人は「大清水」へ向かう。30分で「三平峠」、ここから下り30分で「一杯清水」、いまは「岩清水」と言うらしい。ここから「一ノ瀬休憩所」までの林道は地図にはあるが廃道になっている。30分で一ノ瀬休憩所。さらに林道を1時間歩いて大清水に着いた。2人はすぐに車で帰った。私たちは15:40発「関越交通」の高速バスを待つ。バスの予約客は途中乗車も含めて10人程度。関越自動車道の渋滞で30分遅れて東京駅八重洲通りに、さらにJR横須賀線は保土ヶ谷駅の人身事故で1時間遅れた。 沼尻休憩所 燧岳と尾瀬沼 三平下