1月17日(水)〜 23日(火)− オリエント急行
オリエント急行のキャビンカー ヨーロッパのオリエント急行にはなかなか乗りに行けないので、JTB(世界の旅情)の募集型企画旅行「オリエント急行でいく マレー紀行 7日間」に家族で参加して、クアラルンプールからバンコクまで2泊3日の「イースタン&オリエンタル エクスプレス」に乗車しました。列車は22輌編成で、2輌のレストランカー、バーカー、サロンカー、展望車などが付いています。私たちの客室は一輌に4室のステイトキャビンで夜はツインベッドになります。シャワールームと洗面所が付いています。クルーズ船の客室より狭くてスーツケースが持ち込めないのは不便でした(プレジデンシャルスイートはもっと広くてスーツケースが持ち込めるそうです)。各客車輌にキャビンアテンダントが一人ついています。レストランカーでの食事はセットメニューで2交代制、ドレスコードは昼食がカジュアル、夕食がインフォーマルでした。朝食とアフタヌーンティーは客室に運ばれました。運行会社の本社がイギリスだそうで、サービスはヨーロッパ式?、チップが要ります。 イースタン急行の食事メニュー

第1日 「ホリデイイン東武成田」に前泊。成田空港9:45発TG643便で約7時間、タイのバンコク空港14:45着。日本との時差は−2時間。機材はB777−200、乗客は2/3位。空港内を一回りしてバンコク空港16:40発TG417便でクアラルンプール空港19:50着。日本との時差は−1時間。機材は同じもの(?)、乗客は1/2位。入国手続き後ホテルへ。スーツケースの南京錠が無くなっていた。シャングリラホテルクアラルンプール泊。隣のショッピングセンターをちょっと見に行く。

クアラルンプール セントラルマーケット 第2日 午前中は自由行動(休憩)。ホテルのビュッフェ形式の朝食は立派。午後は市内観光。KLタワーの回転レストランで昼食。ビュッフェ形式で、インターナショナル、ローカル、デザートの各コーナーががある。王宮(外から)、国家記念碑(英国植民地時代のと独立後のと)、国立モスク(外から)、独立広場(植民地時代の建物が使われている)、セントラルマーケットを見る。シンガポールから来るオリエント急行の到着が遅れていたので、独立広場の夜景を見たり、雨が降り出したのでバスの中で待機したりして、20:45オリエント急行に乗車。急いでスーツに着替えてレストランカーで夕食。列車は19:45発の予定が21:30発車。客室は食事の間にツインベッドになっていた。かなりの轟音と揺れの中で車中泊。

ペナン島ジョージタウンの街角 第3日 7:00過ぎ、キャビンアテンダントが客室のベッドの片方を片付け、コンチネンタルスタイルの朝食を運んできてくれる。バターワース駅8:30着の予定が9:00着。下車。バスでフェリーに乗ってペナン島へ。二人づつトライショー(3輪自転車)に乗ってジョージタウン市内を見物。ペナン島はイギリス東インド会社によって開かれた街。カピタンクリンモスク、観音寺、聖ジョージ教会、市庁舎、コーンウォリス要塞などを見る。11:00にバターワース駅に戻り乗車。客室はソファーにセットされている。下車している間に機関車と展望車が入れ換えられて、到着時と反対の向きに走る。11:30発車、11:45レストランカーで昼食。午後は客室や展望車で寛ぐ。パダンベサル(?)15:30着、30分ほど停車してタイ領へ。15:00発、日本との時差は−2時間。パスポートと出入国手続き書類はクアラルンプール乗車時にキャビンアテンダントに渡してあるので、手続きは代行してくれる。客室にアフタヌーンティーが運ばれる。18:00スーツに着替えてバーカーでタイダンスのアトラクションを見てから、18:45レストランカーで夕食。また轟音と揺れの中で車中泊。今日はあまり気にならない。

泰緬鉄道博物館 第4日 朝早く湖の近くを通る予定とかで展望車へ見に行く人もいた。列車は夜が白むまで湖のほとりに停車していた。7:00過ぎ、昨日と同じようにコンチネンタルスタイルの朝食。クワイ川鉄橋駅8:45着の予定が9:30着。下車。列車がクワイ川鉄橋を往復するのを見る。乗客全員が一つの筏に乗ってクワイ川を下り、カンチャナブリへ。途中、太平洋戦争時代の泰緬鉄道建設の物語が英語で語られる。上陸してJEATH戦争博物館とチュンカイ共同墓地を見て、11:30にカンチャナブリ駅へ。乗車してそのままレストランカーで昼食。乗車中の飲み物代はここで精算。列車はカンチャナブリ駅11:25発の予定が11:45発車。沿線の人家がだんだん多くなって、バンコク(ホアランポーン)駅に15:00到着。到着の少し前にキャビンアテンダントが携帯手荷物を取りに来る。乗車中のサービスへのお礼をここで渡す。携帯手荷物はホームの端で受け取る。託送手荷物はバスに積み込まれる。今日の宿はロイヤルオーキッドシェラトンホテルアンドタワーズという長い名前のホテル。チャオプラヤ川に面した大きいホテルだ。夕食まで時間があったので、隣のショッピングセンターに行ってみた。18:00にバスでSOM BOONというタイ風海鮮料理の店へ。日本人観光客がいっぱい。

タイ古典舞踊の踊子 第5日 今日は終日アユタヤ観光。8:30ホテル近くの船着場からチャオプラヤ川のクルーズ船に乗る。上下二層の椅子席。両岸の景色を見ながら川を遡る。昼食はビュッフェ形式のタイ料理。3時間でアユタヤに着く。バスでパンパイン宮殿、日本人町跡、ワットプラマハタート、ワットプラシーサンペット(3人の王の仏塔)、ワットローカヤスタ(涅槃像)を回る。日本人町跡を見た後、その近くで象に乗る。バスでバンコクに帰る。ホテル内の野外レストランでタイの古典舞踊を見ながらビュッフェ形式の夕食。料理の種類が多い。シェラトンホテル泊。

バンコクのチャイナタウン 第6日 午前中は自由行動。隣のショッピングセンターで買い物など。午後はバスでバンコク市内観光。12:00にホテルを出て、嘉麦斯(?)で飲茶の昼食。舞台で歌手が歌を歌っている劇場のような広いレストラン。エメラルド寺院(ワットプラケオ)、王宮、渡し舟に乗って対岸の暁の寺(ワットアルン)、戻って涅槃寺(ワットポー)を見る。バンコク名物の渋滞が激しい。車窓からチットラーダ宮殿(現国王の宮殿)、パッポン通りを見てから、COCAでタイスキの夕食。バンコク空港23:40発TG642便で帰国の途へ。ほぼ満席。

第7日 少し寝たと思ったら、3:00(日本時間では5:00)頃から起こされて機内の朝食が始まる。成田空港7:30、実際は7:00頃着。

元旦 − 鶴岡八幡宮初詣
鶴岡八幡宮三の鳥居の写真 ゆっくり起きて昼過ぎに初詣に行きました。でも参道の途中から帰りました。(2日は本殿前まで登りました。)